So-net無料ブログ作成
検索選択
前の5件 | -

1月のつぶやき(その2) [ツイート]

1月後半のツイートまとめ。テレビの話が多いな。そんなに頻繁にテレビを見ているわけではないんだけど、「テレビなんてくだらない」って言いたくないのは、こーゆー番組があるからで。

1/16
> 薔薇がなくちゃ生きていけない。
> 九龍ジョーさんが言う「どうでもいい場所や文化こそが生命線だ」というのは、『ドキュメント72時間』なんかを見ていても強く感じる。みんなにだってあるでしょ、役には立たないけどそれがないとダメなものや場所や時間が。
> 場所もですけど、何度も読み返してボロボロになった文庫本とか、ここぞというときに履きたくなる靴とか、そーゆーものにも、役に立つかどうかとは別の「生命線」的な尊さを感じます。
> しくじった。HDがいっぱいで『YOUは何しに日本へ?』が録画できてなかった。年末年始の番組って、一つひとつが長いからなー。つうことで、『家、ついて行ってイイですか?』と『万年B組ヒムケン先生』のために、見終えた番組を慌てて消去。
> フェフ姉さんを見ていると幸せな気持ちになるな。
> 「月曜から夜ふかし」のお母さん、フランケンシュタインをくりーむしちゅーの上田と間違えているのでは?
> 幕張くん、いいなあ。
> 「月曜から夜ふかし」のフェフ姉さん、「ヒムケン先生」の幕張くん、どちらも「上手く喋れない」ところが可笑しいんだけど、それがとてもチャーミングに見えるというのがいい。ペラペラと流暢に話せばいい、ってもんじゃあないんだよ。
> 言い淀みや、言い間違え、それをどうリカバーしようとするかも含めて、「言葉」だと思う。
> 例えば、この歌は文法的にはおかしいんだけど、そこに惹かれたりする。 ●三越のライオンは見つけられなくて悲しいだった 悲しいだった  平岡直子
> Twitterで見かけた人のプロフィール欄に書かれている行動範囲が俺とまるかぶりで、ちょっとびっくりした。絶対ニアミスしてるよなっていうくらい、ほぼ全部あてはまる。でも、見知らぬ人だからこれまでもこれからも気づかないのだ。

1/17
> 土居伸彰『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』を読んでるんだけど、スティーヴン・ミルハウザーがアニメーション草創期のエミール・レイノーについてエッセイを書いていることを知った。ミルハウザーのエッセイは、素晴らしいに違いない。柴田さんとか訳してくれないものか。
> 海外の作家って、小説は訳されても、エッセイはなかなか訳されないからなあ。ミルハウザーが、偏愛するものについて、ちまちまと語ってたりしたらかなり面白いと思う。
> 「アニメーション漫画とは、不可能性の詩にほかならない」スティーヴン・ミルハウザー「J・フランクリン・ペインの小さな王国」より。

1/18
> 小田原市のニュースのイヤな感じは、行政が差別や恫喝を内面化してるということ。ずーっとあのジャンパーを着てたわけでしょ。ああした考えが、彼らにとっては当たり前だったんだろう。
> 不正受給は、生活保護費全体のわずか0.4%ってのは、覚えておこうね。
> 80年代について、TLでいろんな人が語ってるのを見て思い出したんだけど、80年代前半にはヤンキー文化ってのもあったなあと。当時は、「ヤンキー」って言葉もなく「ツッパリ」って言ってたんだけど。不良かどうかってのは、10代にとってけっこう大きな問題だったと思う。
> 80年代の教室には、不良じゃないとダサいっていう価値観があった。不良じゃなかった俺は、それに違和感を覚えてて、RCサクセションを知ったとき、こーゆーやり方もあるのかって思ったんだよな。そこから、「宝島」的なものを追っかけるようになったり。
> 尾崎豊は校舎の窓ガラスを割るけど、清志郎は屋上で寝転んでる、っていうね。

1/19
> ツイッターやってるかなあと、あるベテランミュージシャンを検索したら、本人のアカウントを発見。しかし、ネトウヨちっくな陰謀論ばかりリツイートしてて、びっくり。うへえ、知りたくなかったよ。
> アパホテルとかニュース女子とか小田原市とか、ネトウヨ的な妄想やヘイト感情が、社会の中で当たり前になってきちゃってるわけで、音楽の世界だけきれいなまま、というわけにはいかないんだろうな。イヤな話だけど。
> ところで、夕べ録画消化で観ていた「家、ついて行ってイイですか?」に出ていた、真っ黒毛ぼっくすの大槻さん、素晴らしかったな。「死にたいよ」と、へろっと言う感じとか。
> 人格者が素晴らしい音楽を作るのであれば、話は簡単なんだけど、そうとは限らないからややこしいし、面白いとも言える。『アメリカ大陸のナチ文学』なんかを読んでも、思ったりすることだけど。
> そもそも、一人の人間の中に色んな面があるわけで。
> 『蜜蜂と遠雷』で思い出した拙句。 ●春雷に養蜂家の髭電荷帯び
> いつ頃から「ヤンキー」って言葉が出てきたんだっけなあ、とちょうど考えていたところでした。「親衛隊」って言葉も懐かしいですね。僕は関東なので、関西の不良のイメージは「紳助竜介」くらいなんですが、80年代から「ヤンキー」って言ってたのでしょうか。
> ああ、「ヤンキーの兄ちゃんの歌」、ありましたね。あそこら辺かー。自分の中で、時系列がくっきりした気がします。ありがとうございます。
> 川原瑞丸さんのブログを見たら、イラストで映画や本の感想を書いていて、素晴らしいデザインセンス。『ハドソン川の奇跡』のこれとかいいなあ。→MIZMARU BLOG: 『ハドソン川の奇跡』(2016) http://mizmaru.blogspot.com/2016/11/2016.html?spref=tw

1/20
> 「♩こなー」「あ、絶対誰か歌うと思ったー」
> 「ドキュメント72時間」大宮の喫茶店。SNSで知り合ってその日が初対面だという、ちょっとぎこちない20代のカップル。出身地や家庭の事情を彼女がインタビュアーに語る場面で、カメラがパンしてそれを聞いている彼の顔を捉える。大切に彼女の話を聞いている、というその表情にグッときた。
> 自分に対してではなくインタビュアーに対して語られる話を、側で丁寧に聞いているというのは、なんだかとてもいい。テレビカメラがあることで生まれる、独特の時間が流れているというか。
> 次回の街角ピアノも面白そう!
> 『ホーリー・モーターズ』か?→フジファブリック 『カンヌの休日 feat. 山田孝之』(『山田孝之のカンヌ映画祭』OPテーマ) https://youtu.be/v0_KCATxlyg @YouTubeさんから
> 倉阪鬼一郎さん、俳句をやってるのは知ってたけど、短歌も詠むのかー。
> 倉阪鬼一郎さんの俳句は、例えばこんなの。 ●いちおくのかばねのうへの淑気かな
> そういえば、先日「人日」という季語を覚えた。一月七日のことだそうだ。 ●人の日のバツクミラーの悪所かな  倉阪鬼一郎

1/21
> やっと聞いたよ。これが「ダチーチーチー」か。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」パイロットフィルムを撮る回。相変わらず説明をしたがらない山田孝之に、山下監督と芦田愛菜が翻弄される。山田がいない場所で、「こーゆーときに何回も聞き直すと、あの人怒るからあんま聞けないんだけど」と愛菜ちゃんに漏らす山下監督が可笑しい。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、山田-山下の関係性は「北区赤羽」ですっかりおなじみのつもりだったけど、今回芦田愛菜が入ることでまた違う関係が生まれる。芦田愛菜に演技をつける山田孝之とか、かなりスリリング。ホント、絶妙なキャスティングだと思う。
> 土居伸彰『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』読了。ノルシュテインの「話の話」や「霧のなかのハリネズミ」は短編なのに「全部入ってる」と常々思ってたんだけど、この本では、個人的であることが普遍に、瞬間であることが永遠につながる、という秘密が解き明かされている。
> 「ノルシュテイン=詩人がいた『広場』とは、現実の広場であり、記憶の広場であり、空想の広場である。その広場には、現実の人々や、過去の人々、直接交流のあった親戚や、本のなかでだけ知っている人、写真でだけ観たことがある猫、詩行だけで知っている人々が行き交う」『個人的なハーモニー』より。
> 土居伸彰『個人的なハーモニー』、ユーリ・ノルシュテインの話に留まらず、様々なアニメーション作品が召喚される。中でも、プリート・パルンやイゴーリ・コヴァリョフについて書かれた箇所は、面白いんだけどスッとは理解できない彼らの作品を読み解くガイドとして、非常に腑に落ちた。
> 土居伸彰『個人的なハーモニー』、アニメーションの原形質性の話を読んでて、「人形アニメーションはどう位置づけられるんだろう」ってなことが気になった。人形でありつつ物語の登場人物でもある、という二重性にクラクラする、ってのが醍醐味だと俺は思ってるんだけど。
> 「『外套』におけるノルシュテインは、アカーキィを小さな人間ではなく孤独な宇宙として認識させようとする。それは、アカーキィを上に置くということではない。(中略)他者をヒエラルキーとは関係のない独立した宇宙的存在として捉えるための視線の誘導である」土居伸彰『個人的なハーモニー』より。

1/22
> 今日はこれから、ビッグバンドと一緒に新年会。→二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band / Nica's Band https://youtu.be/5SZd-d7BJjA @YouTubeさんから
> どうもです! 僕も普段はしないのに、ライブのあとはハイタッチとかしちゃうタイプになったりします。ニカさん、最高でしたね。ビッグバンドって、エンターテイメントだなあとつくづく感じ入りました。奥さんにも、よろしくお伝えください。
> まさに、「芸能」とか「演芸」という感じで。東京キネマ倶楽部の雰囲気も最高で。
> 谷中をぶらぶら散歩し、洋菓子屋でケーキを食い、鴬谷の定食屋で飯を食って、東京キネマ倶楽部で二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Bandの「新春ワンマンパーティ2017 THE 新年会」へ。いやあ、歩いた。食った。踊った。ニカさんのライブの多幸感たるや!
> 東京キネマ倶楽部の二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Bandライブ、毎度言ってるけどニカさんの「生き物っぷり」がとにかく最高! ビッグバンドの分厚い音の中で、自在に泳ぎ回る。で、バラードがまた凄いんだ。空間を歌が満たしていくような感覚。ちょっと泣いた。
> 二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Bandライブ、カバー曲も最高で、笠置シヅ子から「スウィングしなけりゃ意味がない」まで。中でもびっくりしたのが、ビッグバンドアレンジの「ロマンスの神様」。これがまた最高に楽しかった。ニカさん、何でもできちゃうのな。
> 二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Bandライブを観て、ビッグバンドってエンターテインメントなんだなあとつくづく思った。音楽と演芸の交点にジャズがあるという感じ。キャブ・キャロウェイとかも、きっとそんな感じだったんじゃないかな。奇妙で可笑しくてノリノリ。
> ライブでニカさんがサッチモばりのスキャットを披露してたけど、俺にはそれがとても可笑しくて、ゲラゲラ笑いながら幸せな気持ちになっていた。演芸のようだというのは、例えばそういうこと。
> ロカビリー独特の唱法、ファンク独特の唱法、とかにも俺は可笑しみを感じる。もちろん、いい意味で。
> 東京キネマ倶楽部は、独特の内装がとっても魅力的。で、キネマ倶楽部の周辺は鴬谷のラブホテル街で、チープな噴水、怪しげなネオン、謎の天使の像など、ある種テーマパークのような非現実感。それも含めて、心躍るライブハウスだと思う。

1/23
> それにしても、寒いな。横山やすし風に言えば、「凍るで、しかし」。
> 怒るで、夜ふかし。
> ヒムケン先生、オープニングの人形に幕張くんが!
> ナイトキャップとしてのアニメーション。ジャズとお化けとカートゥーンと。→"Minnie the Moocher" Betty Boop HD 1080p https://youtu.be/B_jqqJ-77xs @YouTubeさんから
> ナイトキャップとしてのアニメーション。筒井康隆がこの作品の「ノリ」を絶賛してた。→Betty Boop 1933 Cab Calloway "The Old Man Of the Mountain" https://youtu.be/SoJkxNa6v14 @YouTubeさんから

1/24
> 平日は予定が見えないので、普段はライブを入れたりしないんだけど、マジ歌とピーズのチケットをポチってしまった。どちらもドブーカン。
> 今日は、笹井宏之とテオ・アンゲロプロスの命日。
> ちまちま読んでた「ユリイカ臨時増刊号 総特集 矢野顕子」を、読み終えた。矢野顕子の歩みを振り返りながら「クラシック、ジャズ、テクノの次に通過したものがあるか」と訊くインタビュアーに、「なにかあったかしら…ないと思うよ。そこから先はもう『矢野顕子』よ」と答えるアッコちゃん。さすが!
> 「ユリイカ」の矢野顕子特集、小沼純一さんの『SUPER FOLK SONG』についての論考が面白かった。矢野顕子の弾き語りって、時間が自在に伸び縮みするような感じがあるじゃん。小沼さんはそのことについて書いてるわけじゃないんだけど、その感覚をなぞっているような文章だなあと。
> 「ユリイカ」の矢野顕子特集で、細馬宏通さんが細かく分析している「サッちゃん」のカバーも、やっぱり伸び縮みの魔法がかけられている曲。♩さーぁあーっちゃんはねええ~、の引っ張ったゴムをパッと放すような歌い方!
> 矢野顕子のカバーでは、「ちいさい秋みつけた」もびっくりしたな。♩さいあーちーさいあー、という歌い出し。最初は、「さいあー」が「ちいさい秋」のことだと気づけなかった。ちいさい秋を見つけるには、耳を澄まさないとならないわけだ。
> むかーし、ジャンジャンで矢野顕子のライブを観たとき、坂本龍一の『音楽図鑑』収録の「森の人」をカバーしてたんだけど、あれ、弾き語りアルバムに入れてくれないかなあと、ずーっと思ってる。
> ♩きみはぼくをほおわすれるうかあら~→すばらしい日々 - 矢野顕子 (12/05/12) https://youtu.be/Ss1KpYix0ps @YouTubeさんから
> これも素晴らしい。♩かえっておいでっかえっておいでっかえっておほひで~んららるら~→ごはんができたよ - 矢野顕子 (12/05/12) https://youtu.be/OzBjF6wPdTk @YouTubeさんから
> つうことで、iTunesの中に入ってる矢野顕子をあれこれ聴いてたら、清水ミチコと矢野顕子が一緒に歌う「いもむしごろごろ」に行き当たり、もう清水顕子と矢野ミチコってなぐらいに、どっちがどっちなのかクラクラする頭のなかで、「いもむーしっ」と「ぽっくりこ」が転がり回る真夜中。

1/25
> 漢字が読めないことくらい、誰にでもあるさ。むしろ問題なのは、なにかっつうと民進党を揶揄したがり、本来語るべきことは語らないという姿勢だ。それがあるから、ドヤ顔であてこすりを言ってるときに、読み間違いをするってのはダセエな、って話になる。
> 木原善彦『実験する小説たち 物語るとは別の仕方で』読了。実験的と言われる様々な小説を、それぞれの技法に沿って紹介。まあいろんなことをやってみるわけですよ、小説家は。何でそんな実験をするのか? それは「別の仕方」を指し示すことによって、世界を広げようとしてるんじゃないかと。
> 木原善彦『実験する小説たち』は、何より「楽しいガイド」になっているのがいい。木原さんは「はじめに」でこう書いている。「理科の授業で私たちがやった“実験”は、決して難しいものではありませんでした。むしろ、いささかの緊張感を伴いつつも、わくわくする時間だったはずです」。まさに!
> 木原善彦『実験する小説たち』、実験小説って読者が「どういうこと?」って考えながら読まなくちゃならない。主体的に読む、というか。そーゆーのって、面倒くさい気がするでしょ。でもね、ご褒美があるのだ。慣れ親しんだものとは「別の仕方」によって世界が広がるのって、快感なんだよ。実験は楽し。
> 木原善彦『実験する小説たち』に出てくる小説は、どれも面白そうなんだけど、ちょろっとだけ紹介されている『10:04』という作品が気になる。10時4分ってのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる時刻。しかも「ゼーバルト風」だそうだ。木原さんが訳して今年刊行予定らしい。

1/26
> ceroのブッキッシュなところ、面白いなあ。『この世界の片隅に』やテッド・チャンのSFだけじゃなく、『夫のちんぽが入らない』や滝本淳助の写真から曲を作るんだから。
> ♩選び抜いたもの集め作るちゅうかーりょうりー。何度聴いてもすごい歌だ。
> 「ほうろう」カッコいい。♩ボロボロボロぐーつがっ~
> 40周年を迎え、「今が一番いいですね」と語る矢野顕子。つくづく過去を振り返らない人だなあ。デビューアルバムの1曲目というキャリアの一番最初の曲で、高らかに「サヨナラ」と歌ってたことを思い出す。
> 清水ミチコが矢野顕子のモノマネをしながら「ひょっっこりひょうたん島」を歌うネタがあるけど、あんな感じで目につく歌を片端から矢野顕子のマネして歌いたい衝動にかられる。つか、たまに風呂に入りながらやる。
> 「わたしは、清水ミチコがさまざまな物真似のレパートリーの中で、矢野顕子の物真似をするときにひときわ楽しそうにしているのを共感を持って見ているのだが、それは、矢野顕子の真似をするとき、歌の力を借りて自分の情動のあり方が拡張される感じがするからである」細馬宏通「ユリイカ」より。
> ハリー・マシューズが亡くなったのか。昨日ツイートした『実験する小説たち』でも、『シガレット』が紹介されていた。これ、パズルのような構成と意地悪い描写が冴えまくる、すごく面白い小説なのよ。→http://d.hatena.ne.jp/bubbles-goto/20130825

1/27
> 風邪。かぜじゃ。
> 拡散されやすいのは、「ヘイトを煽る記事。もう一つは、韓国のことを馬鹿にしたり、『やばいのでは』と言ったりできる記事」→韓国デマサイトは広告収入が目的 運営者が語った手法「ヘイト記事は拡散する」 https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/korean-news-xyz-2?utm_term=.gmpzVyWlR… @togemaru_kさんから
> 言われてみれば確かに、森山直太朗の「どこもかしこも駐車場」ってフレーズはすごいな。清志郎の歌う「市営グラウンドの駐車場」的な詩情すら剥ぎ取られた、空っぽの風景。
> 「ドキュメント72時間」宮崎の路上ピアノ。通りかかった人が誰でも弾くことができるピアノ、ってのがいい。ストリートパフォーマンスというほどの気負いはなく、ちょろっと弾いて去っていく。そして、それをそばでたまたま聴いていた人との間に、ささやかな交流が生まれる。その刹那の交流の尊さ。
> 「ドキュメント72時間」、路上ピアノのある空間ってのがとても素晴らしいんだけど、その場を維持するためにピアノのメンテをする人がいるということを、ちゃんと見せていたのもよかった。心地よい場所は、それをメンテする人のおかげで保たれているのだ。
> 「ドキュメント72時間」宮崎の路上ピアノ、魅力的な人がいろいろいたんだけど、俺が好きだったのは、青年のピアノに拍手をして「トイレでも聴こえてました」っていうおじさん。あと、友達のリクエストに応え、ぐいっと背伸びをしたあとすごく自然な感じで「子犬のワルツ」を弾き始める音大生の女子。

1/28
> 体調悪し。喉が痛い。『人生フルーツ』の録画に失敗。

1/29
> 昨日よりはマシになったが、まだ風邪が治らない。まいっちんぐ。
> しかし、風邪ごときでこんなにぐったりするとは。土日は飯食って薬飲んで寝てテレビ観て寝て本読んで寝てのくり返し。薬のせいか、寝ても寝ても眠たくて、布団から出られない。こんなんで、明日から働けるのか?
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、今週もとんでもなかった。ゴリ押し気味に出資を募る山田孝之に、とってつけたようなフォローをする山下監督。つか、芦田愛菜に何度「1億円」って言わせるんだか…。そして後半は、予想外の展開。いいの? それでいいの?
> 土日は家にいたので、「家、ついて行ってイイですか?」をひたすら鑑賞。去年最後の放送が、ほぼ廃墟と化したゴミ屋敷に住んでいて納豆食って暮らしてるっていう老人で、強烈だった。部屋中に納豆の空き容器が散乱しているという異様さ。取材中ずっと足をぼりぼり掻いてるんだけど、虫いるでしょ。
> 虫といえば、「家、ついて行ってイイですか?」の「ヘボ祭り」の回もすごかった。「ヘボ」ってのはスズメバチのことで、岐阜ではヘボを飼育する風習があるんだとか。当たり前のようにヘボに刺され、当たり前のようにヘボを食べ、当たり前のようにヘボと共に暮らす。そんな生活もあるんだなあと。
> 「家、ついて行ってイイですか?」、ガングロギャルが容姿のコンプレックスについてすっぴんで語り、ハロウィンで騒いでた若いサラリーマンが職場での学歴コンプレックスについて語る。一方で、女装をする男の子のすごくナチュラルな取材もあった。メイク、仮装、女装。装うことの複雑さを思う。
> 「家、ついて行ってイイですか?」、実家を飛び出し母親とは音信不通というキャバ嬢の女性。テレビを通して母親にメッセージをと促され「幸せに暮らしててください」と語る。これ、すごいなあと思った。「連絡ください」でも「どこにいるの」でも「会いたいです」でもないという重み。その距離感。
> 「家、ついて行ってイイですか?」で、「ん? どこまでがホントかな?」という瞬間がある。いや、別に嘘ついてるとかじゃなくて、でも他の人から見たらそーゆー話にはならないかもってなことあるじゃん。相手が有名人だったから籍を入れずに一人で子を育てたとか、キワキワ感がスリリング。

1/30
> ホント、社会の空気って、あっという間に変わっちゃうんだな。アメリカもだけど、日本もだよ。
> トランプの入国禁止令を受けて、それに対抗する動きが素早く、かつ広範囲に渡って起こった、というのがアメリカだなあと思う。
> アレクサンダル・ヘモンの短編小説「指揮者」では、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争前夜の雰囲気が描かれている。「僕らは――知りたくなかったが――これからなにが起きるか知っていた。漫画にある落ちてくるピアノの影のように、空が僕らの頭をめがけて落下しつつあった」。
> アンソニー・ドーア『すべての見えない光』を読み始めたんだけど、これ、かなり好きな感じ。俺の中の「描写を! もっと描写を!」という渇きを満たしてくれる。

1/31
> そうなんだよなー。共謀罪には非常に危機感を覚える。単体でも問題ありだけど、秘密保護法、盗聴法とセットで考えると、より恐ろしい。
> 既にこうした不当な勾留が行なわれているのに、共謀罪なんかが成立したらどうなるか。→基地反対リーダーはなぜ勾留され続けるのか 沖縄、これまでの経緯 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/81489
> こちらも→【無料記事】沖縄に関する「デマ」の真相 3~ TOKYO MX『ニュース女子』が撒き散らす沖縄、在日ヘイトのフェイク・ニュース - 「ノンフィクションの筆圧」安田浩一ウェブマガジン http://www.targma.jp/yasuda/2017/01/29/post928/

1月のつぶやき(その1) [ツイート]

ツイートまとめ、やっと今年分に突入。1月前半分の抜粋編集バージョンです。今年の映画の一本目は、イオセリアーニだった。あとは、俳句と温泉とiPod。

1/1
> あけでとう。まだちと眠い。
> 実家にて、弟に「太った?」って言われた。まあ、太ったんだけどさ。そのあと、ジムに通ってるという弟に、腹筋を自慢された。お前、それを見せたかったんだろーが。
> 地元の同級生と飲んだ。「おじさん5人中2人が見てたらホントのブーム」の法則を発見。ポケモンGOも逃げ恥もシン・ゴジラもPPAPも、見事に2/5。君の名はとスマスマ最終回は1/5だった。
> ブームつっても、おじさんからしたら2/5程度の話とも言える。過半数まではいかないライン。
> おめでとうごさいます! ホント地元の同級生なので、おじさんのリアルってのはそんなもんなんだなと思った次第。年間1~2本に、『シン・ゴジラ』が入ってたって考えると、それはそれですごいことじゃないかと。
> アニメが好きな友人もいたんですが、それでも『君の名は。』は誰も観てなくて、まあそうだろうなーと。おじさんのリアルとは、ちょっとズレてるんですよ。
> 正月休みに坂田靖子の『バジル氏の優雅な生活』を再読する優雅な計画を実行中。
> やっぱ、バナナマンはいい仕事をするなあ。「不良の成人式」って、オリラジの根っこにあるものを、けっこう抉ってると思う。武勇伝志向とかさ。

1/2
> 父親が「お前、いくつになったんだ?」と聞いてきて、これはうっとおしい話題になるなと察知し、「ちょっとそこらをぷらっとしてくるわ」と散歩に出ることに。帰省するたびに、んなことしてるわけで。
> 親も微妙な話題だと思ってる感じがビリビリ伝わってきて、外堀からじわじわと話を詰めてくるのが、たまらないんですよ。早く「触れてはならない話」になって欲しい気もするんですが、それはそれでいたたまれないかも。
> そうなんです! 後ろめたさと、放っておいてくれという気持ちが渦巻いて、「ちょっと出かけてくるわー」になるんです。
> トルコの国旗のような月と星が出てる。
> つうことで、実家を離脱。
> 初夢は、高田馬場の飲み屋で友人たちと飲んだあと、駅まできて荷物を店に忘れてきたことに気づき、取りに戻ったら終電を逃してしまい、朝までどうしようかと途方に暮れる夢。何故か荷物の中にあった紫色のズボンを手に持って、やけくそのようにそれを振り回しながら夜の住宅街を歩く。
> 俺の夢の半分くらいは、「忘れ物」と「遅刻」でできている。で、焦ってそこらをうろうろする。
> 実家の近くをチャリであちこち回ったんだけど、子供の頃よく行っていた駄菓子屋がもう何年も店を閉めたまんまになってる風だった。店自体がなくなってたらまた違うんだろうけど、ぼろぼろの構えのまま残ってるってのがなんとも。
> 俺の実家のあたりは、小さな工場がいっぱいあって、その雰囲気も懐かしかった。しかし、その工場もいつの間にか古びちゃってて、雑然とドラム缶とかが積まれてたりして。んー。
> 私は冷静ですよ、余裕たっぷりですよ、という記号としての「w」がホント嫌い。普通にしてりゃあいいのに、そんなに余裕ぶりたいか、と思う。

1/3
> 「どんなゴミでも「マーケットのニーズ」に即していれば社会の善となる。とんだ錬金術があったものだ」→「ニーズ」に死を:トランプ・マケドニア・DeNAと2017年のメディアについて|WIRED.jp http://wired.jp/2017/01/03/needs-dont-matter/
> 「2作品のチラシを並べてみたときに、グッとくるかどうか、その部分は大事にしています」→“2本立て上映”の成否を分けるものは? 名画座・早稲田松竹番組担当が語るコンセプトの作り方 http://realsound.jp/movie/2017/01/post-3661.html… @realsound_mさんから
> ビールを買ってきて、マジ歌待機。サタデーナイトはゴッドタン、1月3日もゴッドタン。

1/4
> 年末年始の休みは、1回も映画を観に行かなかった。んー、こんなはずじゃなかったんだけど…。
> 晩飯くったら眠くなっちゃって、軽く寝てた。明日から仕事だってのに、大丈夫か?
> ミシミシっ。
> ねこ史→http://catincat.jp/information/history.html
> 正月に読みたいマンガといえば、杉浦日向子だよね。っつうことで、去年出た『花のお江戸の若旦那』を読んだ。吉原大好き遊び人の若旦那が、「魂を入れ替えるのか?」と父親から説教される場面が可笑しい。若旦那の答えはこうだ。「長年慣れ親しんだ魂を入れ替えるなどという不人情はいたしません」。
> 寝ようとしてるのに、今日は揺れるなあ。

1/5
> 水木先生のクロ現、録画し忘れた!
> 冷たい風が吹いてるなか、アイスを食いながら歩いている青年を見た。若さ、若さって何だ?
> 今村夏子『あひる』読了。曰く言い難い読後感。収録されている3つの短編はいずれも、「彼らに世界はこう見えている」ということを強烈に感じさせる。その世界は現実とは微妙にズレているんだけど、彼らにとっては甘美だったり不気味だったり、その両方だったりする。あと、そこはかとない悲しさも。
> 今村夏子『あひる』、表題作は、語り手の存在感のなさがなんとも不思議な感触。あひるを見にやってきた男の子が、二階の窓に語り手の姿を認めてギョッとする場面がある。で、こう言うんだよ。「人がいる」。まさにそんな感じで、人なんだろうけどどこかおぼろげな、窓一枚隔てているような希薄さ。
> 今村夏子『あひる』、書き下ろしで収録されている「おばあちゃんの家」と「森の兄妹」は、どちらも子供と老婆の話。出てくる老婆は優しい存在として描かれてるんだけど、世界に溶け込まない異物感がある。例えば、「おばあちゃんの家」の老婆は幽霊のようで、「森の兄妹」の老婆はモンスターのようだ。
> 今村夏子『あひる』、「森の兄妹」は傑作だと思った。まさに、「子供にとって世界はこう見えている」という感じ。主人公が大好きなマンガのタイトルが「魔剣とんぺい」というのも、なんだかヘン。作品内の架空のマンガなんだからどんなタイトルでもいいっちゃあいいけど、「とんぺい」だよ。
> 今村夏子『あひる』、表題作に出てくるカレーのエピソードとか、現実に起こってもおかしくない話けど怖いよね。うっかりすると、狂気の淵に落っこちかねない怖さ。いや、狂気に落っこちた帰結かもしれない、と思うとそれはそれで怖いわけで。

1/6
> 今夜は、バナナマンおぎやはぎオードリーの「もろもろのはなし」→「タモリ倶楽部」→「山田孝之のカンヌ映画祭」→おぎやはぎがゲストの「バナナムーン」か。バナナ&おぎやで、タモリと山田孝之をサンドする、心躍る流れ。
> auのCMで流れてる曲、「ピクニック」にえらくポジティブな歌詞をつけてるけど、「やってみよう」とかグイグイこられるとちょっと萎えるんだよ。あひるさんががあがあいってる元の歌詞の方が、明るい気分になれる。
> 丘を越える歌は、たいてい楽しい。矢野顕子のマネをしながら歌うと、さらに楽しい。
> 以前、同僚が「鉄腕アトム」の主題歌を♩丘を越えてラララ星の彼方~と歌ってた。徒歩か!
> 「ユリイカ」の矢野顕子特集を買ったんだけど、三浦光紀とあがた森魚が、あがたさんの『日本少年』のレコーディングで初めてアッコちゃんに会ったときの印象を語っている。俺、この辺の話、大好きなんだよね。
> あがた森魚が細野晴臣のプロデュースで『日本少年』を作って、そのレコーディングに参加した矢野顕子が『Japanese Girl』を、鈴木慶一が『火の玉ボーイ』を作って、細野さんが『泰安洋行』を作る。この兄弟姉妹みたいなアルバムが、すべて1976年に出ているということがすごい。
> こーゆーとき、当時の音楽ファンはどんな風に受け止めていたんだろう、というのが気になる。何か新しいものが生まれてくるような、わくわくを感じたんじゃないかなと。

1/7
> 岩波ホールで、イオセリアーニの『皆さま、ごきげんよう』を観てきた。今年の一本目。ジャック・タチ的なポーカーフェイスのギャグがてんこ盛りで、とってもチャーミング。
> イオセリアーニの新作、よかったですよ。最初の20分くらい、かなりあっけにとられました。ヘンテコなことがあっても、回収せず投げっぱなしのところに、タチを感じます。
> 去年最後に観た映画『ドント・ブリーズ』と、今年最初に観た映画『皆さま、ごきげんよう』の、どちらも犬映画だった。
> 年々、人物の名前が出てこなくなってる。例えば、こんな感じで。「なんか、ドラマの番宣で出ててさあ、ほら、若手の俳優で松がつく人、何だっけ、名前が果物っぽい感じの…」「松坂桃李?」「あ、それだ!」

1/8
> 地元の温泉で、風呂上がりのビール中。雨でも混んでるな。
> 脱衣所で髪を乾かしてたら、懐かしい匂いがして、隣を見たらおじさんがポマードをぬってた。ああ、この匂いか。久々に嗅いだよ。
> ん? ポマードは「塗る」でいいのかな? ワックスは「つける」だよね。
> 温泉につかりながら、兄弟だと思しき子供二人がキャッキャと話してる。「アイハブア…?」「…」「アイハブア…?」「…もおーっ、しつこいっ!」。PPAPハラスメントか。

1/9
> 夕べ、ちょろっとだけのつもりで『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』のBlu-rayを観始めたら、見事な画面の連鎖に乗せられて、結局最後まで観てしまった。映像の流れが途切れないから、ストップボタンを押すタイミングがないんだよね。もちろん、何度観ても傑作。
> でかいものとちいさいものの対比はアニメーションの得意技だけど、ブラッド・バード監督『アイアン・ジャイアント』は、その得意技を突き詰めた構図がいちいちカッコいい。しかも、巨大ロボットが紅葉に色づく森にいるという詩情。そうなのだ。巨人は森に住むものなのだ。
> ブラッド・バード監督『アイアン・ジャイアント』、「銃なんかなるな。自分のなりたい自分になれ」の場面は何度観てもボロ泣き。あと、「You can fly?」ね。この場面も泣いてしまう。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」も観たよ。自分にとって自明なため相手にイチから説明するということに思い至らない人特有のウザさが全開の、山田孝之が面白すぎる。さも当然のように言うけど、こっちは初めて聞く話だよ、ってなことだらけ。特に、芦田愛菜には意表を突かれた。山下監督も絶句してたし。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、カンヌ映画祭になぜか固執する山田孝之。ナント映画祭の「なんと」の響きを鼻で笑い、ロッテルダム映画祭を「半端なやつ」呼ばわりし、ベルリンやベネチアでもないと。山田孝之がカンヌへのこだわりを見せるたびに、彼の中で膨れ上がる「妄想のカンヌ」の気配を感じる。
> あと、山田孝之、アイコス使ってたね。使いそうだよなー。
> 先日観た、オタール・イオセリアーニ監督『皆さま、ごきげんよう』。いきなり本編と直接は関わらない2つの時代が描かれ、現代のパリへ。「どゆこと?」とぽかーんとしてたら、パリ編ではマンガでしか見たことないようなギャグが出てきて、さらにあっけに取られた。あと、匂いを何度も嗅ぐギャグにも。
> オタール・イオセリアーニ監督『皆さま、ごきげんよう』、一貫したストーリーはなくパリで暮らす人々の様々なスケッチが断片的に描かれていく。筋を追うかわりに、それぞれのスケッチの意外な呼応っぷりを楽しんで観た。ギロチンで転がり落ちた首が、思わぬところで反復されるとか。
> オタール・イオセリアーニ監督『皆さま、ごきげんよう』、日常を描いた作品っていうと「誰もがせいいっぱい生きている」ってな話になりがちだけど、イオセリアーニの場合はそうならない。いい加減に暮らし、ノンシャランと過ごす。ローラースケート強盗団に歌うホームレス、そののどかな反社会性。
> オタール・イオセリアーニ監督『皆さま、ごきげんよう』、背景にはシビアな社会問題があるんだけど、それをこんな風にサラサラっと描いちゃうあたりに、東欧っぽさを感じる。チェコアニメーションとかと近い匂い。遊び心にさりげなく込められた異議申し立てとか。
> 『もののけ姫』の「生きろ。」と、『となりの山田くん』の「適当」の関係を思い出したり。
> 三連休のおしまいが句会というのは、なかなかいい感じ。
> 句会から帰宅。新年の句を読んでいると、それぞれの正月の過ごし方みたいなものがふわっと感じられて、俺も正月を詠めばよかったと思ったり。
> 「淑気」という季語を覚えた。
> 社会の底が抜けると、負けるのは社会を構成する「全員」だということ。→「権力者が地位を利用していじめをすると、全員が負ける」ストリープさん、トランプ氏を批判【全訳】 https://www.buzzfeed.com/bfjapannews/meryl-streeps-speech?utm_term=.yk39e2LvR… @BFJNewsさんから
> 「私達は集団的な幻滅を経験し、幻想から覚め、ようやく鍋から飛び出す時が来たことを悟ったのだと思う」→Brian Eno──ブライアン・イーノが新年のメッセージを公開 | ele-king http://www.ele-king.net/news/005490/?utm_content=buffer5f416&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer… @___ele_king___さんから
> こーゆー言葉が多くの人に届くというのも、希望のひとつだと思う。→現代の“呪い”を解くカズレーザーの言葉(てれびのスキマ) - Y!ニュース http://bylines.news.yahoo.co.jp/tvnosukima/20170109-00066347/

1/10
> 坂田靖子の『バジル氏の優雅な生活』を読み返してる。ユーモラスでシャレた会話の応酬が楽しい。で、そんな賑やかな展開の中で、ふいに訪れるエアポケットのような隙間の多いコマが、すごく好き。例えば、こんなの。 https://pic.twitter.com/MyBkVC5Pxs
> 倉多江美って、ちょっとイオセリアーニのタッチに似てるかも。
> 今年観た映画を詠む(2016年):『この世界の片隅に』  ●まっくろな海苔を広げた夜がきて怖くないよう星を切り抜く
> 今年観た映画を詠む(2016年):『ドント・ブリーズ』  ●暗くなるまで待たずとも息の根が止まればみんな暗闇のなか
> 今年観た映画を詠む(2016年):『10クローバーフィールド・レーン』  ●ダディって呼んでくれてもいいんだよ シェービングの泡残る喉元
> 『この世界の片隅に』が評価されていることに、希望を感じる。映画が世界をひとつにするのではなく、「片隅」が世界中にあることを感じさせるというか。
> 実家に帰ったときに、両親に『この世界の片隅に』を激推ししてきた。観てくれたかな。

1/11
> 1年前に水没したiPodを修理しようと専門店に持っていって調べてもらったら、問題なく起動。わあお、いつの間にか直ってた! こんなことってあるんだね。よし、これから1年分の音楽を聴くぞ。1年かけて。
> まあ、持ってく前に確かめろよ、って話だが。俺は、デジタルに関して、自分を信頼していないのだ。
> iPodの中で眠っていた音楽たちよ、今こそ目覚めよ!
> 帰宅して、iPodを 同期中。おおー、順調に読み込んでる、込んでる。しかし、160ギガ。まだまだ先は長い。
> iPodの同期、やっと半分終わったところ。子供の成長を見守るような気分である。

1/12
> ゾンビ論とWON'T BE LONGで踏める。
> 眠たくて眠たくてふるえる。

1/13
> 東京堂の棚で展開されているフェアを見れば、そこでネトウヨ系のサイン会をやるって発想にならないと思うんだが、どんな本が並んでるかには興味がないんだろうな。

1/14
> 出かけたいんだけど、寒くて面倒。
> 冬の恵比寿ガーデンプレイスは、いつも寒々しいな。
> お好み焼きとビール。あったまれ、俺。
> ホセ・ルイス・ゲリン監督『ミューズ・アカデミー』を観てきた。「ミューズ」に関する講義をする大学教授、出席する女生徒たち、教授の妻の関係が描かれていく。彼女たちのディスカッションについていけない部分も多々あったんだけど、アカデミックな言葉で下世話なことを語る面白さがある。
> ホセ・ルイス・ゲリン監督『ミューズ・アカデミー』、階段教室ってみんな教授の方を向いているから、生徒同士はそれぞれの顔を見ることができない。発言している生徒と、その他の生徒の表情を同時に捉えたカットが可笑しい。見られていないと思うと、あーゆー表情で聞いてたりするんだな、と。
> ホセ・ルイス・ゲリン監督『ミューズ・アカデミー』、風景が反射した窓越しのカットも面白い。青空を映した車の窓越しの場面とか、女生徒の顔がまるで宙に浮いているみたい。あと、羊飼いたちの場面もよかった。言葉だらけの映画の中で、あそこは言葉のかわりに歌が迫り出してくる。
> ホセ・ルイス・ゲリン監督『ミューズ・アカデミー』のパンフに金井美恵子が寄稿してるんだけど、主役の教授を「ひどく感じの悪いとても好感を持てない顔と態度で、しかも知的存在であるかのように登場する」と書いていて、笑ってしまった。そう、好きになれないよな、あの教授。
> 『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』blu-ray収録のメイキング「ジャイアントの夢」を観たんだけど、ブラッド・バードがこんなにオラオラだったとは。とにかく、あちこちでぶつかりまくり。ディズニーをひたすらこきおろし、発言のあちこちにピー音が入る。
> サミュエル・L・ジャクソンばりに、ファックを連発。かどうかは、ピー音に消されてるのでわからないけどさ。

1/15
> 中村安伸の句集『虎の夜食』を読んだ。ひゃー、面白い。不穏なユーモアがギラっと光り、ときにサディスティック。 ●天に尻向けて焦土のぬひぐるみ
> ●京寒し金閣薪にくべてなほ 中村安伸『虎の夜食』より
> 中村安伸『虎の夜食』から、雪の句をもうひとつ。 ●雪の日の浅草はお菓子のつもり
> 寒いので部屋ごもり。nyctaperで、Yo La TengoやSpoonのライブ音源をひたすらダウンロードしてる。
> wilcoのライブもけっこうアップされてるな。
> 『山田孝之のカンヌ映画祭』2話目も観たけど、ちょっとしたところが面白いんだよな。芦田愛菜の使ってるペンや山下監督のスマホケースが、妙に気になったりして。あと、ラストカットで合同会社カンヌの事務所の窓いっぱいに見える、山田孝之の肖像画の異様なでかさとか。
> 『山田孝之のカンヌ映画祭』、今村昌平が『うなぎ』で獲得したパルムドールの盾を興奮気味に持ってみる山下監督と、かたくなに触ろうとしない山田孝之が可笑しい。曰く、「俺のじゃないんでいらないっす、それは」。
> フジファブリックのオープニング曲「カンヌの休日」、♩イェー パルムドール 誰も知らない~、って歌詞、面白いな。1話目で山田孝之がパルムドールのことを、「カンヌ映画祭の1番のやつ」って言ってたことを思い出す。

12月のつぶやき(その2) [ツイート]

12月後半分のツイートまとめ。そこはかとなく慌ただしさが伝わってくるけど、もう4カ月も前の話か。あっちゅうま。ちなみに「朝までドキュメント72時間」や「紅白歌合戦」についてのツイートは先にまとめちゃったので、ここでは割愛してます。

12/16
> 映画雑誌の表紙が軒並みV6の岡田くんになっていて、何だかなあと思う。こーゆー売り方の限界が見えたのが、今年だと思うんだけど。
> 『この世界の片隅に』のヒットは、大きな希望だよね。監督にとっても、能年ちゃんにとっても、観客にとっても。
> 「俺らの年代は初めて洋式便所に遭遇した」タモリ。
> さあ、今夜の「バナナムーン」は年に一度のお楽しみ。ヒムペキグランド大賞だ。
> ?やっと目を覚ましたかい~(寝顔を見ていてごめんなさい)「前前前世」ブサイクわかってますよバージョン ヒムペキ兄さん
> ヒムペキグランド大賞受賞曲は、「男はつらいよ」前向きな手術バージョン。

12/17
> 今日はこれから年忘れ歌合戦(カラオケ)。
> いただきもののサボテンの針が手に刺さる帰り道。

12/18
> 夕べは、三軒目の話が面白かったな。二軒目の話題は、思い出せず。

12/19
> 夕べは、映画の話をする忘年会に参加。大作や話題作もいいけど、『ロスト・バケーション』とか『10クローバーフィールド・レーン』とか『コップ・カー』とか『ミラクル・ニール』なんかの話ができるのが、嬉しい。あと、みんな大好きなんだなあ、『エブリバディ・ウォンツ・サム?』。
> がっつり話題に出たというか、「あーゆー映画、いいよねえ」という話でした。2時間10分の映画を観る気がしないときはあるけど、『10クローバーフィールド・レーン』とかなら、いつでも観たいっす。悪いグッドマン最高!
> え? ピーズが武道館。わあお。
> 香取慎吾が森村泰昌に似てることを発見。
> 石田衣良にも似てる。
> 「ピーズ武道館」がトレンドに上がってるのもびっくりだが、お笑い芸人にピーズのファンが多いんだなあと改めて。
> いい感じ。→Theピーズ30周年日本武道館の発表の瞬間 https://youtu.be/xsCQOMFb6qU @YouTubeさんから
> 同じ青な空を行くよ。→the ピーズ グライダー https://youtu.be/KRoSkyI2MqM @YouTubeさんから

12/20
> 岸政彦さんが芥川賞候補に。そうか、そういう展開があったのかー。
> TMBGのブランニュークリスマスソング。→They Might Be Giants - Christmas in the Big House https://youtu.be/1GY065QAL0A @YouTubeさんから
> フレーミング・リップスの新しいアルバム、よさげ。クリスマスツリーも出てくるぞ。→The Flaming Lips - The Castle (Official Music Video) https://youtu.be/WK_ggTw4lhA @YouTubeさんから
> これ、来日したときリキッドルームで観た。ニセモノの雪ってのがフレーミング・リップスらしいなあと、グッときたんだよなー。→1999 Flaming Lips White Christmas https://youtu.be/299jCVPX4lM @YouTubeさんから
> 今年観た映画を詠む:『父を探して』  ●ジャングルもジャンクヤードも駆け抜ける子供の揺れる頭は音符
> 今年観た映画を詠む:『ザ・ウォーク』  ●屋上にスーツ姿のエンジェルが降り立ちうがいしている朝だ
> 会話中には思い出せなかった人名を、風呂に入ってるときにふっと思い出したりするんだよな。あ、サイモン・ペッグとサシャ・バロン・コーエンだ。
> 「BRUTUS」の危険な読書特集、面白い。荒俣宏がプランクトンの魅力を語り、高木壮太がRCサクセション『愛しあってるかい』からの影響を語り、末井昭が赤瀬川原平を読んで日記を書き始めたと語り、豊崎由美と柳下毅一郎がソローキンで盛り上がり、吉増剛造がアインシュタインのように舌を出す。
> 「BRUTUS」の危険な読書特集、ノッポさんがジョイスの『ダブリン市民』について語っているところもグッときた。「本の中にはあのヒトと私とそっくりな無気力なヒトが出て来て、ところがそのヒト達は誰ひとりとして死ぬ気配がない。で、〝わァ、じゃあ俺も生きてていいかな!〟となったのです」。
> 「BRUTUS」の危険な読書特集、せきしろさんの文章に共感。「楽しい時間は続くと思っていたのに、非情にそして機械的に終わりを告げられる。一緒にやっていた者たちはいつの間にか卒業していることに気づき、孤独を感じた。その度に私は芥川龍之介の『トロッコ』の一節を思い出した」。
> 「BRUTUS」の危険な読書特集、筒井康隆インタビューがまたべらぼうに面白い。盗作されてもウディ・アレンなら許すとか、『時をかける少女』のような無害なものが代表作だとされると困るとか。んで、終盤はインタビューなのに筒井作品になっちゃって、編集者を罵倒しそこらのものを投げつける。

12/21
> 長嶋有の句集『春のお辞儀』を読んだ。この句、かわいい。 https://pic.twitter.com/nASzkRsiPy

12/22
> 変な天気だな。なまあたたか。おのののか。
> 暖房なくてもいい感じ。暖房冷房天気予報。
> はっ、あと10日!
> マフラーが邪魔。
> 「うちの亡き母が、初めて小木が家に来たときに「あの人は家を乗っ取りに来た」と言ってましたけど」森山良子→バナナマン・設楽統、森山良子との対談で見せた素顔「僕はちゃんとした人じゃない」 http://www.jprime.jp/articles/-/8768 @shujoprimeさんから
> モンドなクリスマス。?ポイポイ~→Jingle Bells from Esquivel! https://youtu.be/4XK-Muiy6KM @YouTubeさんから

12/23
> 友人宅で、おでんを食いながら「ヒムケン先生」マラソン。10話分続けて観ると、笑いすぎてくたくたになる。しかしこの番組、すごい情報量だな。次々登場するB組の生徒たちを、消化しきれない。

12/24
> 「検索ちゃんネタ祭り」を見た。それなりに長尺でネタができる番組ということもあって、みんな強力なネタをもってきてる。中でも、ロバートのアスリートCMが最高だった。あと、太田光の雑なフリに食らいつくアンジャッシュ児嶋ね。「チンコはさあ?」「誰がチンコだよ。児嶋だよっ!」
> 『ドント・ブリーズ』を観にきてるんだけど、混んでんなあ。ホラーでこんなに人が入ってるの、珍しいんじゃない?
> カップルで来てる若者も、チラホラ。クリスマスムービーのつもりか。
> 見上げる系の席。
> 『ドント・ブリーズ』大満足! 前の方の座席だったので、椅子から飛び上がる代わりに、おっかない場面では椅子から体がずり落ちる。終盤は、もうずっとその姿勢のままだった。
> こんなんあったんか。ミーカはいいな。→2009 11 23 au Mika Let It Snow (Acoustic, radio) https://youtu.be/GR6STSUvpXI @YouTubeさんから
> 空中散歩。→Walking In The Air (from: The Snowman) https://youtu.be/ubeVUnGQOIk @YouTubeさんから
> 聖なる酔っ払いの歌声。→Nick Cave & Shane MacGowan - What A Wonderful World https://youtu.be/ynxKOLlqRhk @YouTubeさんから
> 中原昌也の『ゾンビ論』なんてのがあるのか。読みたいっ!
> ●号外のインキの匂い 新聞が休暇の町を黒く黒く塗る
> ●ゴスゴスゴス下水管から音がするジングルベルの途切れた頃に

12/25
> 宇多丸さんの『ドント・ブリーズ』絶賛評を聞きながら、ランチ。スリラーからホラーへと踏み越える瞬間の話が興味深い。「こーゆーのが観たくて映画館に行ってる」というのは、まったく同感。88分の愉楽。
> フェデ・アルバレス監督『ドント・ブリーズ』、元軍人で盲目の老人の家に強盗に入った3人の若者が返り討ちにあうという話。要約しちゃえばそれだけの話なんだけど、よくまあこんだけ見せ場を詰め込んだもんだ。終盤には、「助かるかと思いきや…」ってな展開が何度も繰り返され、へとへとになる。
> フェデ・アルバレス監督『ドント・ブリーズ』、そもそも若者グループが「3人」ってのは少ない。順番に死んでくには弾不足。『死霊のはらわた』も『悪魔のいけにえ』も5人じゃん。てなことを思ってたんだけど、いやいやどうして、この無駄のなさがいい。誰がどのタイミングで死ぬかは、とっても大事。
> フェデ・アルバレス監督『ドント・ブリーズ』、ことが起こる前にこの家の様子を見せる場面が周到。のちのち効いてくる小道具や間取りやちょっとした行動の、「仕込み」がばっちりというか。例えば、周囲の家に誰も住んでないという忍び込むのに都合がいい環境が、のちに絶望につながるとかね。
> フェデ・アルバレス監督『ドント・ブリーズ』、盲目の老人が暮らす家とはどのようなものか。部屋に写真が逆さまに飾られている場面を見て、ドキッとした。そういうこともあるだろうと思いつつ、何か冒涜的なものを感じるというか。あと、中盤で明らかになるこの老人のヤバさを予見してるようでもあり。
> フェデ・アルバレス監督の前作『死霊のはらわた』のリメイクは、若者が死ぬ順番にひねりがあるところが面白かった。あと、小道具を事前にチラ見せしておくのが巧いと思ったんだけど、そう考えると、フェデ・アルバレスの演出は一貫性があるな。
> フェデ・アルバレス監督『ドント・ブリーズ』、デトロイトが舞台というのも肝。荒廃した街で、どん詰まりの若者とどん詰まりの老人が戦う。しかも、どちらも善とはいえない人物。どっちが勝っても、結局のところどん詰まりという、救いのなさよ。

12/26
> かえる目の『切符』、素晴らしいな。可笑しな歌だらけ。ドローンが舞い上がり、ユーモアが俺らを予想もしない場所へと連れていってくれる。
> 今年は、坂本慎太郎とかえる目の桃太郎ソングが並んだのか。水曜日のカンパネラも加えて、コンピが作れそう。
> 中居くんの表情を見てると、さすがにグッとくるな。
> そして本日のお楽しみ、「月曜から夜ふかし」SP。おちゃっぱーを、また見たい.。
> おちゃっぱー、きた!
> ↓まったく同感。お前はどう感じたんだよ、って聞きたくなる。マスについてばかり語りたがる人って、たいていつまんない。
> ヒットした理由を「分析」するときに、作品を享受したという自分の「体験」をなかったかのように語るのが、イヤなんだよ。
> 映画評論家と投資家の話が噛み合わないのも、さもありなんだよね。

12/27
> ボーイ・ジョージがいて、マイケル・ジャクソンがいて、ジョージ・マイケルまでいる、と洋楽を聴き始めた10代の頃に思ったんだけど、ジョージ・マイケルの名前にこんな由来があったとは、知らなかった。
> カズレーザーと安藤なつのことを「超合金の皆さん」と呼ぶ、美輪明宏。
> この間、今年の「ドキュメント72時間」で何がよかったか、という話になったので、ベスト5を選んでみた。1「巨大画材店」、2「酷道439」、3「海が見える無人駅」、4「昭和歌謡館」、5「鴨川デルタ」。あとは、かっぱ橋、オバマ来日の広島も印象深い。
> 我もB組、彼もB組。俺もその精神でいきたいと思う。
> おお、『ポーの一族』のつづきは来月か!

12/28
> 仕事の年賀状書きで、今年もよろしくお願いしますマシーンになっている。
> 仕事納めた。
> 今年観た映画を詠む:『ミラクル・ニール!』  ●来世では君がイヌシアチブを取れ テレパシーもて犬に伝える
> 今年観た映画を詠む:『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』  ●思い出ができればできるほど早く年をとる気がする新学期
> 今年観た映画を詠む:番外編 キアロスタミ追悼  ●黄土色の風が吹いてた坂道を上って下りてもじもじしてた
> 年内にあと何首詠めるかな。
> ああ、「あらびき団」ってこんな感じだった、と思い出させるようなトップバッター。
> 割れてこその風船太郎。
> 「あらびき団」、第2部のほうが邪悪。

12/29
> 小学生の息子が逆立ちするのを支えてやろうとして、そのまま二人でぐずぐずっと倒れた、という同僚の話を聞いて、アンガールズのコントかよ、と思った。
> 今年印象に残ってる発言。三島賞での「バカな質問はやめていただけますか」と、ノーベル文学賞での「ボブ・ディランさん電話して」。
> ちょうど昨日、根津甚八の話をしていたところだった。
> 笙野頼子『植民人喰い条約 ひょうすべの国』読了。TPP批准後のディストピアを描いた小説で、妖怪ひょうすべと契約したが最後、骨までしゃぶられ喰われてしまうという、胸糞悪いネオリベ社会がどぎつい文体でこってり描写されている。しかも「今・ここ」と地続きの未来だ。これは怖いぞ。
> 笙野頼子『ひょうすべの国』、「ひょうすべ」とは「表現がすべて」の略。ただし、ここで言う「表現」とは、権力者や大企業が好き勝手なことを言うことを指す。だもんで社会は、「親身で国際性のある聖域なき訪問介護」とか、「輝くお年寄り法案」とか、グロテスクな「美しいにっほん語」だらけに。
> 笙野頼子『ひょうすべの国』より、妖怪ひょうすべの発言。「あなた方はいつも『それは何の役に立つの』と人にも自分にも問い掛けるようにして生きなさいね、だってここは植民地であなた方は奴隷なんだから」。なるほど、役に立つかどうかばかり気にするのは「奴隷」だからなのか。
> 笙野頼子『ひょうすべの国』より、もういっちょ、妖怪ひょうすべの発言。「一生口の中に血の味がします。それであなたたちの年収に五百万円がプラスされます。ね、おいしいでしょ。そのミックスジュース」。ひょうすべは人を喰うだけじゃなく、人が人を喰うようにしむける。
> 笙野頼子『ひょうすべの国』、至るところに見られる批評性が、引用欲をかき立てる。「投資家の愛国? ふふふふふーあり得ない。だって、どの金持ちも全員、外国に逃げられる」とか、「はけんという言葉が去年からひらがなで書くようになりました。それは多分幼稚園の先生もはけんになったから」とか。
> もうすぐ「朝までドキュメント72時間」。楽しみー。

12/30
> タイマーズや矢野顕子のDVDを流しながら、大掃除。しかし、いっこうに片付いている気がしなくて、やる気が著しく減退。
> どうせすぐに散らかるのに、どうして片付けなければいけないのか。
> 大掃除は中断。つか、どうせ全部はできっこないんだから、いいんだよ、いつ止めようが。

12/31
> 俺はゴミ袋をウサギと、植え込みを酔っ払ってしゃがみ込んだ人に、見間違えたことがある。
> 本の山を右から左へ移動。これは片づけって言わないよなー。移動。
> 本の山の移動の最中、ずっと探していた『あなたの人生の物語』を発掘。来年の映画公開に合わせて、再読したいと思ってたのだ。思ってたのだが、まずは片づけという名の移動を終えねば。
> 風呂掃除で腰が痛くなったので、早く湯船につかってあたたまりたい。マッチポンプってやつだ。
> ある雑誌の話で、特集ページを作らなくなってる、と聞いた。それって雑誌の自己否定じゃん、と思ったんだけど、「まとめ」で構わないと考えてるのかもしれないな。だけど、そいつは「編集」ではない。
> 移動は掃除ではない。
> 大掃除、終わってないけどおしまい。

12月のつぶやき(その1) [ツイート]

なんか更新をサボってたら、もう4月。ツイートまとめはまだ去年12月です。前半分ね。いつものように、抜粋編集。年末の慌ただしい時期ですが、この頃みんな「恋ダンス」の練習したりしてたのかなあ。

12/1
> 『アイアン・ジャイアント』のBlu-rayが出るのか。欲しいぞ。
> 細野さんのチャイナタウンライブも、Blu-rayになるのか。欲しいぞ。
> 『死霊のはらわた』のドラマシリーズBOXは、どんなもんだろうか。欲しいぞ。
> とかなんとかつぶやいても、誰かがくれるわけでもなく。当たり前体操。
> 「著名なヘテロセクシャルの映画監督が手がけた最高の“偶発的ゲイ映画”」ジョン・ウォーターズによる『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』評→[TOPICS] ジョン・ウォーターズが選ぶ16年映画ベスト10 http://www.webdice.jp/topics/detail/5312/… @webdiceさんから
> マツコの深夜徘徊は、やっぱ東京の東っかわのほうが面白いな。

12/2
> 昨日の「SESSION-22」、原発ニュースSPを聞いた。なるほど、高速増殖炉と高速実証炉は違うのね。勉強になるなあ。崎山記者は、TBSラジオの宝だよ。いやホント。
> ほら見たことか。強行採決慣れし始めてるじゃないか。カジノ法案、「たった2日で採決するような話なの?」と思うでしょ。議論せずとも強行採決で通せるなら、議論する必要ない、って思ってるんじゃないの? 法案が重要かどうかは、もはや関係なくなっている。
> 文春、読んだ。てれびのスキマさんのヒムケン先生評に、全面的に同意。「ツっこまない」ことから生まれるものもあるのだ。
> つっこむ、の表記って難しいな。ツッコミは、カタカナでいいと思うけど、動詞で使う場合、ツっこむ、ツッコむ、 どちらもありそう。
> 俺がバナナマンが好きなのは、彼らの笑いが「ボケ/ツッコミ」のフォーマットから外れているから。コントではどちらがツッコミかよくわからない、微妙なところを突いてくる。『ドリームマッチ』で設楽統は、「俺ら、どっちがツッコミかって決めてないんですよー」って言ってたっけ。
> バナナマンのトークでも、同じことを感じる。日村さんがおかしなことを言ったとき、設楽統はそれをツッコミで止めないんだよね。「ん? どーゆーこと?」とか言って、乗っかっていく。逆に日村さんが乗っかっていく場合もある。それが、「ヒムケン先生」の「肯定力」につながっているんじゃないかと。
> バナナマン二人のトークが盛り上がったとき、ふっと設楽統が、「面白いねぇ」と漏らすことがある。あれ、好きだなあ。お茶を飲んで息を吐くような感じで言うの。「面白いねぇ」

12/3
> これから忘年句会。飲みながらがんがん俳句を作るらしい。始めて参加するんだけど、千本ノック的なことなのか。

12/4
> 昨日は、参加させていただいている句会の忘年会だった。しかも、飲み食いよりも、俳句がメインディッシュ。即興で何句も作り、あれこれ評して、ざっと数えても300句以上の句をひと晩で目にしたことになる。えー、そんなに? といま計算して思った。楽しかったー。
> 句会の忘年会では、「袋回し」なるものを初体験した。座のメンバーが出したお題で、即興的に句を詠むというゲーム。ひとつのお題につき、制限時間2分。これをメンバーの人数分くり返す。わあお、これはもう、ほとんど大喜利じゃないか。
> 「袋回し」で思ったのは、即興で俳句を次々作るほどの引き出しが俺にはないなあ、ということ。季語のストックも少ないから、それについて調べてるだけで、2分経っちゃったりするわけよ。で、あーもーわからないから「雪景色」にしちゃえ、とかとか。
> 昨日の句評で、「空っぽの状態を『無い』と捉えず『空が有る』と捉えているところが面白い」ってな、自分ですら何言ってるかわからなくなりそうなことをたどたどしく語っていたら、その場にいたお坊さんが「仏教の空(くう)ですね」と一言。あ、そうなのかー。
> ツイッターのおすすめユーザー、前にも言ったと思うが、俺に「投資家」をおすすめしないでくれ。
> 今年観た映画を詠む:『ヘイル、シーザー』  ●ハリウッドの森に木の葉を隠すよに秘密の恋は映画に隠せ
> 今年観た映画を詠む:『怒り』  ●もがくあなたに差し伸べた手が空を切り気づく 溺れていたのは俺か
> 昨日の句会、「右隣の人について詠め」というお題があって、隣にいた友人について詠んだんだけど、ふと、10年以上前にその友人を句に詠んだことがあったのを思い出した。あのときと昨日と、実は同じようなことを詠んでたのかもしれない。10年かけて行なう答え合わせのような、不思議な感覚。
> 俺が提出した句は、ラノベのタイトルっぽいとも吉田拓郎の歌詞っぽいとも言われた。てことは、吉田拓郎はラノベなのかもしれない。
> まあ、思い出すだに、句会が楽しかったなあと。いやあ、やってみるもんだね。

12/5
> かえる目の新譜『切手』を購入。帯に「メンバー、大絶賛!」とあるのが斬新。
> 妄想。みんな今頃、恋ダンスとか練習してるのかなあ。

12/6
> 風が強い。イチョウのキリキリ舞いが見られる。
> 女子高生が、しきりに靴の裏を気にしてる。銀杏踏んだな。
> ノルシュテインは、今週末からか。ヨージクーー!
> ceroの「スマイル」って、『この世界の片隅に』を読んで作ったのか。知らなかった。
> 今出ている「ポパイ」でこうの史代さんと対談してて、この発言がありました。僕もフィシッシュマンズは気づいたけど、『この世界の片隅に』とは思ってなかったのて、へーそうだったのかと。
> 今出ている「ポパイ」、ceroの高城晶平とこうの史代の対談が掲載されている。あと、やけのはらがコラムであがた森魚の『第七東映アワー』を紹介。やけくんの文章、いいな。
> 行き交う雑多な人たち。 https://twitter.com/cero_info/status/806091541009678336
> 松田青子『ワイルドフラワーの見えない一年』読了。ごくごく短いお話が50編。すごく面白い! 俺らがなんとなく当たり前だと思ってスルーしていることを、実験と奇想と笑いでサクサク捌いていく解体ショー。目にとまらない名もなき花とか言ってんじゃねーよ、お前が見てないだけだろ、ってな批評性。
> 松田青子『ワイルドフラワーの見えない一年』、俺が特に好きだったのは国歌によるひとり語り「ナショナルアンセムの恋わずらい」、性別をひっくり返すことでクリシェのおかしさを浮かび上がらせる「男性ならではの感性」、あと「星月夜」「少年という名前のメカ」「テクノロジーの思い出」などなど。
> 松田青子『ワイルドフラワーの見えない一年』、松田さんは映画好きらしく、ボンドガールたちの懇親会、鳥かご(ケイジ)に囚われたニコラス・ケイジ、霊媒師が呼び出すベティ・デイヴィスの霊なんかも出てくる。ベティ・デイヴィスに言って欲しいセリフ、ってのには笑った。わかるわー。
> 松田青子さんの作品は、随所にキャッチーなフレーズが出てくる。引用欲がかきたてられまくり。つうことで、以下、『ワイルドフラワーの見えない一年』からいくつか紹介。
> 「確かにこの子、名前は少年だっていうけど、今までの少年たちとはちょっと違うよ。旺盛な食欲でスープをぺろりと平らげもしなかったし、まだおかわりもしていない。唇の端にスープをつけたままにして、わたしの母性にアピールもしてこなかった」松田青子「少年という名前のメカ」より。
> 「わかんないけど、どうしてこっちがカミングアウトする側なんだろう。彼らだって、カミングアウトするべきことがあるんじゃないのかな。実は差別主義者ですとか、一度も募金をしたことがありませんとか、毎日ネットで悪口を書いていますとか」松田青子「ヴィクトリアの秘密」より。
> 「猫を不死身にしなかった神は馬鹿だ。どう考えても設計ミスだ。猫が不死身じゃない時点で、無神論者になるのは至極当然のことである」松田青子「神は馬鹿だ」より。
> 「男性ライターが男性ならではの感性で提案した男性向けの新商品は、世間に驚きをもって迎えられた」松田青子「男性ならではの感性」より。
> 「担任の先生はまだ気づいていない。自分が武器の一団に見つめられていることに。これから武器に教育を与えようとしていることに。生徒たちも気づいていない。自分たちが武器であることに」松田青子「武器庫で眠るきみに」より。
> 「きみ、ロケット鉛筆覚えてる? あれももちろんテクノロジーだ」松田青子「テクノロジーの思い出」より。
> 松田青子『ワイルドフラワーの見えない一年』からの引用は以上です。世の中で浴びせかけられる決まり文句に居心地の悪さを感じている人に、オススメ!

12/7
> ♩干し芋のはたくさんあるの~(矢野顕子のマネで)
> ♩熨斗烏賊とか他にもある~
> あれほど得意げに「おもてなし」とか言ってたのは何だったんだ、って気分になる。→行ったこともない国タイ。日本で生まれ育った16歳少年はそこに「帰れ」と言われた。 https://www.buzzfeed.com/kazukiwatanabe/16-years-old-boy-where-to-go-20161206?utm_term=.lubjMQwWP… @_gl_hf @BuzzFeedJapanさんから
> おもてなしされたいけれどしたくなし

12/8
> ↓うわー、楽しみ! レッドウィングからカンヌへ! 叱られながら!
> テレ東金曜夜のドラマ枠、素晴らしいね。
> あ、今日のマツコの深夜徘徊、赤羽じゃん! レッドウィング!
> 片渕監督の「『この世界』とは僕らが暮らすこの世界のこと」という言葉を受けて、「シリアの人々も自分の国が戦争をすることになるとは思っていなかった。シリアの片隅にもすずさんはいる」と報道ステーション小川アナ。
> ああ、報ステのあのコメントで「反戦を押しすぎ」って思っちゃう人もいるのか。そんなあなたがいる場所もまた、「世界の片隅」なんだけどな。

12/9
> マッシュアップ。♩与作は木を切る~ギャランドゥ(ギャランドゥ)ギャランドゥ(ギャランドゥ)~
> マッシュアップ。♩あなたと会ったその日から恋の奴隷になりました~ララバイララバイおやすみよギザギザハートの子守唄~
> ホントの悲報じゃなくて、嘲笑気味に【悲報】って題されたツイートやまとめが好きになれない。誰が論破されたとか、誰が付き合ってるとか、誰がこっそり何してたとか、他人の行動が気になってしょうがないヤツらに、釣り針を垂らすやり方がさもしくて嫌だし、その針に涎垂らして飛びつきたくない。
> 「業の肯定」はいいけど、業の嘲笑は好かん。人間なんてみんな下衆いじゃん、っていうなら、自分の下衆さを嘲笑すればいい。そうしないとあれだ、君たちの好きな言葉でいうところの「ブーメラン」ってヤツになるぞ。
> 「私にとっての美は、この世界から切り取られたものの中にはありません。必ずこの世界に結びついていることが重要なのです」→アニメの神様、ユーリー・ノルシュテインが伝えたいこと #映画 #eiga http://eiga.com/l/JMGqo @eigacomさんから
> ユーリ・ノルシュテインの言葉が、『この世界の片隅に』と響き合う。
> 「その時に感じたのが、俳句や短歌が醸す香りや空気。それ以来わたしの心は日本に近づき、その哲学はわたしの作品にも影響を与えている」→高畑勲、川本喜八郎、山村浩二…巨匠ノルシュテインと日本のディープな関係 - シネマトゥデイ http://www.cinematoday.jp/page/N0088125
> 確かに、ノルシュテイン作品の「小さな作品に世界が入っている感」は、俳句や短歌に似ている。ミクロコスモス。
> いま一度、松田青子さんの小説から引く。「わかんないけど、どうしてこっちがカミングアウトする側なんだろう。彼らだって、カミングアウトするべきことがあるんじゃないのかな。実は差別主義者ですとか、一度も募金をしたことがありませんとか、毎日ネットで悪口を書いていますとか。→
> →どうして彼らはカミングアウトされるのをのうのうと待っているんだろう。まるで自分たちにはカミングアウトすることなんて一つもないみたいに。カミングアウトは勇気ある行動だっていうなら、彼らもカミングアウトすればいいのに。そしたら心をこめて拍手してあげる。→
> →どうしてカミングアウトしないと、存在が認められなかったり、秘密を隠していることになるんだろう。まったく、嫌になることばっかだ」松田青子「ヴィクトリアの秘密」より。
> 滝本淳助さんの写真だよね。日々の暮らしの中に写真や音楽や小説や映画があって、それは切り離せないものだってなことを高城くんを見ていると感じる。そーゆーところにも、勇気づけられるんだよなあ。
> ceroの新曲「ロープウェー」、すごくいい。♩やがて人生は次のコーナーに/人生が次のコーナーに差し掛かって~の「じんせいの」のところ、ちょっとリズムがもたっとしてそこがアクセントになってるんだけど、ロープウェーがコーナーを曲がるときの、がっくんとなる感じのようでもあり。
> 霧に包まれて先が見えないし、なめらかにカーブを切れないかもしれない。そんな人生のコーナー。そんな「ロープウェー」。

12/10
> これから、2K版のノルシュテイン。ヨージクー!
> うおー、ユーリ・ノルシュテイン監督特集上映、堪能した。2Kで蘇る切り紙のマテリアル感!
> お、今日の「ゴッドタン」は照れカワ。しかも、ジャルジャル。つか、照れトガ。

12/11
> 現政権をおちょくるようなことを書いたら、与党に投票した多くの人のことを中傷するのか、と言ってきた人がいたけど、「みんな」ってな架空のマスを代弁するような物言いが嫌い。「私は不快だ」という具合に、個から話を始めればいいだけのこと。でかいものを引き合い出して、盛らなくてもいいんだよ。

12/12
> 「逃げずに戦え」と観客席からわめくヤツらと戦うために逃げるんだよ。
> 今日も今日とて句会に参加してきた。句会のあとの飲み会が楽しい。酒の席でも俳句の話。なんか、この尽きない感じがいいよね。
> 飲み会では、「俳句で自分がイメージしたものを全部伝えようとするのはおこがましい」という、含蓄ある言葉をいただきました。読み手にゆだねるべし、と。うーん、そこが難しいんだよなあ。

12/13
> Suchmosのコーナーの前にいた若者たちの会話。「サチモ、ヤバくね」「きてるよね、サチモ」「ちょーいいっしょ」「◯◯くんも、サチモいいって言ってたよ」「なんか、サチモって呼ぶらしいよ。知ってた?」「そーなんだー」。知らないんか! つか、俺もこれからサチモって呼ぼ。
> え、長谷さんがブロスに!?
> フジテレビで古舘伊知郎と岸政彦が対談。「意味のないものや行為を見ていて背中がシビレることがある」という古舘さんに、激しく共感した瞬間の岸さんが可笑しい。テーブルを指でたたたたたと叩いて、「僕、初めて見ました。同じ人」と、すっごいうれしそう。
> 「国会の空気は、議論することを冷笑し、侮蔑し、バカにしている。議論の取っ掛かりさえ無視されているのが今の国会だ」→劣化した国会を両断 「反安保」の学者が再び怒りの声明 http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/195700… #日刊ゲンダイDIGITAL
> 「群衆のひとりになったほうが楽でしょう。でも私は、楽なことをしてはいけないと思っている」→世界が惚れるアートアニメ、ノルシュテインの代表作を一挙紹介 http://www.cinra.net/column/201612-yuriynorshteyn… @CINRANETさんから
> 思い出すだに、先日観てきた『ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映』は素晴らしかった。デジタルリマスターによって鮮明になったおかげで、切り絵アニメーションが「紙」で作られていることがよくわかる。その手工業的な世界にただただうっとり。「紙」が動くということが神秘的に思えてくる。
> 『ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映』、デジタルリマスターでマルチプレーンによるレイヤー感も鮮やかに。「アオサギとツル」の手前の草と奥の草のレイヤーとか。レイヤーなんて言っちゃうと興ざめかもしんないけど、その層と層の間は空気やら光やら霧で満たされていて、要するに世界そのもの。
> 『ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映』、ちょっとした仕草を丁寧に描いているのも素晴らしい。ウサギがコートをパタパタたたみ、アオサギがネックレスを指でまさぐり、ハリネズミが小さな包を大切そうに掲げ、オオカミが焼けたジャガイモを熱そうに手で転がす。この、ささやかな仕草の愛おしさよ。
> 『ユーリー・ノルシュテイン監督特集上映』、「霧の中のハリネズミ」で枯れ葉の下からカタツムリが出てくる場面。ミクロの世界が宇宙につながるような、クラクラ感を覚える。「話の話」で、抱えた赤ん坊の足がにゅっと出てくる場面は、生命の生々しさを感じてドキドキする。

12/14
> 「Session-22」聞いた。田代まさしが、言葉を選びながらできるかぎり正直に語ろうとしている。こう語れるようになるまでに、マーシーの中で流れた時間を思う。薬物依存症は病気であり、本人の弱さとか反社会性とかの問題とは分けて考えなきゃいけない、ということが社会的な常識になってほしいと思う。
> 「病者の人権という観点から考えて、警察やマスコミのあり方は本当に妥当なのかと問いたいです」→松本俊彦さんインタビュー(1)ミュージシャン逮捕 薬物依存症は犯罪なのか、病気なのか : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞) https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161209-OYTET50058/
> 「再発は治療の正常な経過として、最初から織り込み済みの現象なんですよ」→松本俊彦さんインタビュー(2)薬物依存症の報道、どうあるべきか : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞) https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20161212-OYTET50026/

12/15
> ここ数年、一度オーウェルを読んどかなきゃって思いながら未読なんだけど、来年こそは読もう。で、今読んでるのは、笙野頼子『ひょうすべの国』。
> ブルータスの読書特集、かなりよさげ。筒井康隆ファンにもオススメ。
> こんなハッシュタグが。私は『笑うな』から。#あなたの筒井康隆はどこから
> 今頃、ムーンライダーズのライブか。いいないいな。まだ仕事中だけど、俺だって薔薇がなくちゃ生きてゆけないんだぜ。
> 「TV Bros.」特大号、「2016年のテレビドキュメンタリーを振り返る」という特集がよかった。松江哲明さんが挙げている作品は全部見てみたいし、前田隆弘さんの「ドキュメント72時間」振り返りもいい。俺も酷道439や巨大画材店は、印象に残っている。あと、「わいはー」ね。
> 「TV Bros.」のテレビドキュメンタリー特集、長谷正人さんは、テレビの良さは「毎週楽しめる」ことという観点から5本セレクト。『家、ついて行ってイイですか?』から『ドキュメント72時間』までという並び順で、俺も大好きな「素人へ取材する番組」でサンドイッチしてるところがうれしい。
> 「普段の人間関係だと恥ずかしくて言えない。言うと引かれてしまう。でもカメラがあることを言い訳にすると、それがバッと言えてしまう」長谷正人。『家、ついて行ってイイですか?』でたまに、取材された人が話しながら自分の内なる「語りたい欲」を発見していく場面に出会うじゃん。あの感じよ。
> 「TV Bros.」、山里亮太のインタビューもよかった。ビビる大木と設楽統を「天の声」界のレジェンドと評するところとか。あと、よシまるシンの「紅白相関図」も素晴らしい。図解好きな俺のツボを突きまくり。連想ゲーム的要素もあって、それを読み解いていく楽しさよ。

11月のつぶやき(その2) [ツイート]

11月後半分のツイートまとめ。ぽつりぽつりと『この世界の片隅に』につぶやいたり。あと、知らない人にリプライで議論を吹っかけられて、うかつにも相手をしてしまった。時間が取られてウザい上にまったく楽しくなかったので、今後はこの手の相手はスルーしたほうがいい、と学んだ。

11/16
> 『この世界の片隅に』の副読本として、斎藤美奈子の『戦下のレシピ』をオススメしたい。野草を使った料理が出てるよ。
> 今年観た映画を詠む:『キャロル』  ●私たちオモチャの汽車の車窓から見つけた街で暮らしてたかも
> 今年観た映画を詠む:『SHARING』  ●目の前の幽霊に足あるならば私のほうがまぼろしだろう

11/17
> この季節になると思うこと。流行語大賞に触れない勇気を。
> ↓やっぱ、あののりを担ぐシーン、みんな印象に残ってるんだな。
> 昨日の「Session-22」を聞いた。町山智浩のアメリカからのレポートが面白かった。へえと思ったのが、アメリカのオルタライトは日本が大好きだという話。その理由を尋ねると、町山さんは食い気味に「(日本が)保守的で排他的だから」と即答。
> 『この世界の片隅に』を観て、ふと思い出したことがある。俺が子供の頃、祖母がよく子守唄に「お山の杉の子」という童謡を歌ってくれた。大人になって知ったんだけど、これ、お国の役に立ちましょうという歌なんだよね。戦争を生き延びた祖母にとって、この歌はどんな記憶と結びついていたんだろうか。
> ♩「これこれ杉の子起きなさい」お日さまにこにこ声かけた声かけた
> 『この世界の片隅に』にやられちゃって忘れそうになるけど、コンラッド・ヴァーノン&グレッグ・ティアナン監督『ソーセージ・パーティー』もよかったんだよなー。下ネタとスプラッター満載のCGアニメーション。終映後、「いやこーゆーのって知らなかったから…」と女子に言い訳する男子を見かけた。
> 40~50年代くらいのカートゥーンで、真夜中にお店で棚の商品たちが騒ぎ出すってパターンのものがけっこうある。『ソーセージ・パーティー』は、そんなノリでスーパーの食品たちの世界が描かれている。ちょっと『トイ・ストーリー』的でもあり、『ズートピア』的でもあり。ただしとーってもお下劣。
> 『ソーセージ・パーティー』は、男性器を思わせるソーセージが女性器を思わせるパンに挟まれたいと願うところから始まる。まあ、いやらしい。ところが後半にはなんとびっくり、多様性万歳な展開に。僕らは愛し合えるさ。人類穴兄弟じゃないか。いや、人類じゃなくて食品だけどさ、ってなフードピア。
> 『ソーセージ・パーティー』、主人公のソーセージがこの世界の問題を訴える際、「こんなこともわからないのか」とばかりに攻撃的な態度のせいで周囲から見向きもされないという場面が出てくる。まさしくトランプが大統領になるような、現在進行形のアメリカの話だ。あと、大麻ネタもタイムリー。

11/18
> カーネーション『Multimodal Sentiment』、ダメ男全開の歌が刺さるな。♩ちゃんとしなきゃちゃんとしなきゃ~
> ♩眠いのはーいつものことだー 寝ることも仕事のうちだー「メテオ食堂」カーネーション
> 「ドキュメント72時間」のあとのNHKのニュースをつけてたら、「まずは、世界が注目したこのニュースからです」と安倍トランプ会談が。へー、世界が注目してたんだ。へー。キャスターは「スタートダッシュ成功」と語り、画面下の番組宛のツイートも、絶賛コメントが並ぶ。へー。
> 近藤聡乃『A子さんの恋人』3巻も面白かった。恩師の告別式のエピソードにおける、入り組んだ人間模様が最高。濃厚な心理戦がさらさらと描かれている。
> ひゃー、すごい写真だらけ。あと、タルコフスキーの『ストーカー』を観返したくなった。→チェルノブイリは「ふつう」だった - デイリーポータルZ http://portal.nifty.com/kiji/161118198099_1.htm… @dailyportalzさんから
> バナナマンが芸能界で一番共演しているのはアンガールズ田中じゃないか、という話で、設楽「すげー出てるんだよ、田中。5本くらいいるんじゃない?」、日村「本で言わないで。棒じゃないんだから」
> アンガールズ田中の出演する番組の本数と幅の広さ。バナナマン設楽「日本のスターって田中かもしれない」。
> バナナマン日村「田中はもう流行とかじゃないからね。普通にいるから」
> アンガールズ田中は巨根で有名。バナナマン設楽「山根は田中のポコチンじゃないかってね」。

11/19
> 文芸座にて、『死霊館』シリーズ2本立ての休憩中。このタイトル、資料館とかけていることに、今気づいた。
> 池袋の新文芸坐で、ジェームズ・ワン監督の『死霊館』『死霊館 エンフィールド事件』二本立てを観てきた。残酷描写を使わずに怖がらせる、という志の高さよ。家を舐め回すような撮影もよかった。あと、音ね。真夜中に聞こえてくるいやーな音の、様々なバリエーションが楽しめる。
> 『死霊館 エンフィールド事件』は、「ロンドン・コーリング」に始まり「好きにならずにいられない」で終わる映画だった。あと、直接ストーリーに絡むわけじゃないけど、事件が起こるのはクリスマスシーズン。
> しかし、新文芸坐って一定のファンがいるよね。ホラー映画とか関係なく、「なんか居心地がいいから来てる」ってな雰囲気のおっさんもチラホラ。軽食がありドリンクバーもある。「上映中の携帯電話のご使用はお止めください」ってアナウンスのあと、「エンドロールも上映中にあたります」と付け足す。
> 僕が学生の頃に比べ名画座もすっかり減っちゃいましたが、文芸坐はホント「名画座らしい名画座」ですね。あとは、早稲田松竹かな。
> ぴあと名画座は、切っても切れない関係にありましたよねー。もっと言っちゃえば、ぴあの廃刊と名画座の衰退は、コインの裏表じゃないかと。ぴあは一覧になってるところに意味があったわけで、ネットで調べたいものだけを調べるのとは、基本的に別物だと思っています。
> 『死霊館 エンフィールド事件』、ピンがきてないところに何か怪しげなものが映ってる場面があった。これ、普通だと突如ピンを合わせて「ギャーっ」ってな展開になるとこだけど、このシーンでは最後までその部分はピンぼけのまま。こーゆーの、やるなあと思っちゃうよね。

11/20
> むしろ、『はだしのゲン』や『火垂るの墓』を「反戦」からしか見られないことに問題があるんじゃない?
> 宇多丸さんの評を聞いてたら、『コウノトリ大作戦!』観たくなっちゃったな。ボブ・クランペットの影響とか言われたら、気になるじゃないか。

11/21
> あがた森魚、矢野顕子、タイマーズの名前が並ぶ、2016年の「ミュージックマガジン」。で、特集はボブ・ディラン。
> ↓新曲「Nica's Band」について、ジェントル久保田「この曲は「もしもキャブ・キャロウェイがニカさんだったら?」ってことしか考えてない」。そうでしょうとも! フライシャー兄弟にPVを作って欲しいくらい。
> 「トランプを応援している変人なんて、テッド・ニュージェントとキッド・ロックだけだ」「しかしそれは完全な間違いか、あるいはカントリーを知らないかの、どちらかだ」→日本人がまったく知らないアメリカの「負け犬白人」たち http://gendai.ismedia.jp/articles/-/50253
> 「ポピュリズムは大前提として「下側」(イグレシアス風に言えば「アウトサイド」)の政治勢力たらんとすること」→ポピュリズムとポピュラリズム:トランプとスペインのポデモスは似ているのか(ブレイディみかこ) - Y!ニュース http://bylines.news.yahoo.co.jp/bradymikako/20161116-00064472/
> 「ヒムケン先生」、ここのところ普通のバラエティっぽい展開が続いていたんだけど、今日のケブくんはすごくよかった。野球をやりたいけどチームに所属して怒られるのが怖いと語るケブくんに、困った日村さん。ついに「ケブを褒めるチームを探すよ」と宣言。
> ケブくん、18歳で一人暮らしで、うなぎ屋さんで働いている。なんかね、複雑な事情みたいなものが、うっすら見えるんだよね。例えば、「怒られるのが怖い」ってセリフからも。番組ではそれを掘り下げはしないし、しなくていいんだけど、そういう彼の複雑さもちゃんと肯定する日村さんにホッとした。
> ケブくんは、調子に乗ってたり虫がよかったりするところもあるんだけど、基本が純情なので憎めないんだよな。ヒムケン先生とバーベキューをするときの、妙な浮かれ方とかよかったなあ。
> なんか、ヒムケン先生がローズウォーターさんに思えてくるような。言い過ぎか。

11/22
> 『ザ・タイマーズ スペシャル・エディション』を購入。何枚かある青春の一枚のひとつ。
> 『ザ・タイマーズ スペシャル・エディション』、シュリンクに貼られたシールに「『すべての歌は同じさ』これがタイマーズ!! 」と清志郎の手書き文字が。これ、俺の記憶では『COVERS』のキャッチコピーだったんだけど、清志郎自身の言葉だとは知らなかった。いいなあ、すべての歌は同じさ。
> 清志郎が言う「すべての歌は同じさ」ってのは、「ラブソングもプロテストソングも区別しないぜ。だって同じ歌じゃねーか」ってことだと思う。10代の俺はその姿勢に、いたく感銘を受けたのだ。だから、「ロックに政治を持ち込むな」とか言われても、何言ってんだーと思うばかりで。
> 『タイマーズ スペシャル・エディション』の蔵出し音源には、一筆書きで書いたような愛らしい小品がいくつも収録されている。曲目が発表されたときは、もっと過激なのがあったじゃんと思ってたんだけど、「すべての歌が同じ」ならこうした曲もありだよね。実際にライブでもちょくちょくやってたし。
> 『タイマーズ スペシャル・エディション』収録の小品は、例えばこんな感じ。♩久留米の人はいい人~でも久留米には二度と来るめぇ~「久留米の人」
> あとこれも。リチャード・マグワイア的なPV。→https://youtu.be/sfiIXOtoJcY
> ノーマン・マクラレンって、ちょっとジャック・タチに似てる気がするんだよな。
> 川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』読了。ちょっと初期の作品を連想させる淡いファンタジー。かと思いきや、徐々にSF的な設定が明らかになっていくという連作集。最後から2番目の話で明かされる世界の全体像もだけど、最終話の仕掛けにやられた。帯で筒井康隆も「うちのめされました」と絶賛。
> 川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』は、人間ってのは愚かなものだってことを、人類ならざる者の視点から静かなタッチで問い直す作品になっている。セックスって何? 争いって何? 自由て、家族って、食事って? とかなんとか。そうやって見ると、実は人類ってか弱いんじゃないかと思えてくる。
> 「真夜中の悪夢の中で、彼女はいつもわたしに言うのである。あなたたち人類よ、これからもよい旅を、と」川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』より
> 「真実のところは、すでに人工知能の情報処理能力は、人間の脳のそれよりもかなり高くなっていたのです。けれど、インプット及びその処理の力をあえてあなたたちに知らせることもなかろうと、人工知能は判断したのでしょうね」川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』より。思い上がるな、人類。
> 川上弘美『大きな鳥にさらわれないよう』からは、消えゆく人類への愛おしさみたいなものを感じる。遥か未来からちょっと未来を振り返って感じる、懐かしさと悲しさと愛おしさと。

11/23
> 録画した「YOUは何しに日本へ?」を見てたら、お好み焼きを食べたがるフランス人が出てきて、俺も食いたくなり、結局お好み焼きとビールなう。
> みうらじゅんと安齋肇の『笑う洋楽展』を読んだ。洋楽のMVを見ながら二人が雑談するというもの。しょっぱな「面長」の話題で、アルヴィン・リーの名前を挙げ、「あれも長かったね。新宿と渋谷ぐらいあったもんね」とみうらじゅん。「今は電車がありますんで、簡単に行けますけどね」と安齋肇。
> 雑談って、いかに脱線するかってところがあるじゃん。脱線したとき、すぐに軌道修正したりせず、むしろ乗っかる。「新宿と渋谷」って言われたら、「電車がある」とオンして、本筋からさらに離れるってのが、雑談の醍醐味だと思う。俺もこーゆーことができる人になりたい。
> 「安齋さんも『ダッシュ村』見てんだね。俺、あの時間になると、『みんな楽しいことしてんじゃないかな』って寂しい気持ちになるんだけど、安齋さんもあれ見てるんだったらいいや」みうらじゅん『笑う洋楽展』より。
> 今年観た映画を詠む:『FAKE』  ●ベランダを満たす夕焼け音もなく5時のチャイムが流れています
> 今年観た映画を詠む:『ズートピア』  ●大きさも速さも違う僕たちにミラーボールは等しく回る

11/24
> この冬初マフラー。初マフラーって、ちょっと言いづらいな。初マフラー末マフラー未マフラー。
> キンキンに冷えた帰り道、職場にマフラーを忘れてきたことに気づく。無マフラー。

11/25
> 「全員に対して医療サービスを提供して、その皆が生きられる時まで生きても、社会は困りません」→長谷川豊アナ「殺せ」ブログと相模原事件、社会は暴論にどう対処すべきか?【インタビュー】 http://www.huffingtonpost.jp/2016/11/22/hasegawa-yutaka_n_13162488.html… @HuffPostJapanさんから
> 年金制度改革法案もひどいが、強行採決が常態化してるのがヤバい。俺に逆おうってのか、と刃物をチラつかせるチンピラのようだ。
> 多数決で決めればいいなら、国会は必要ないということになりませんか? 強行採決が常態化してるってことは、与党がそう考えているんじゃないかと、危惧しているのです。
> ということは、強行採決もやむなし、というお考えですか? ちなみに、常態化というのはTPPも念頭に置いて書いています。
> 与党をチンピラに喩えたのが、気に障ったのかな。まあ、この手の揶揄は品がいいとはいえないけどさ。与党を選んだ国民をバカにすることになる、なんて言わずに、「自分が気に入らない」って言ってくれればいいのに。
> 与党は選挙で選ばれたのだからそれを揶揄したら選んだ多数の国民をも中傷することになる、というのは納得できない。そもそも与党は年金制度改革法案を訴えて選挙を戦ったわけじゃないし、世論調査では反対している国民のほうが多いし、当たり前だけど与党とそれを選んだ国民は一体ではない。
> 与党に入れた人だって、おかしいと思ったら批判していいんだよ。あとね、野党に入れた人だって国民だからね。
> 建設的な議論を交わして欲しいというのは同感ですが、そうならないのは、与党よりも野党の責任の方が大きいということですか? それは僕と見解が異なります。与党による年金制度改革法案やTPP法案の説明で、納得されたということなんでしょうか?
> いえ、強行採決の問題です。納得されているというなら、野党が問題だという話になるでしょうね。僕は、与党が納得できるような議論をしていないという見解です。強行してまで進めなければいけないのか、という疑問はそこから出てきます。
> 年金制度に関してはここ最近目ににするようになったばかりで、あまりに性急だと思います。特に年金をカットする方向で議論するなら、なおさらです。TPPに関しては急ぐ意味がまったくわかりません。
> あ、「通るように尽力する=強行採決」ということですか。それを当然だと言っちゃうと、結局は「やむなし」という話になってしまいますね。僕は逆だと思っていて、「強行採決でいけるから議論の必要はない」と与党が考えているのではないか、と思っているわけです。
> そしてそうした考えが、議論が尽くされない原因ではないかと思っています。どのくらい議論を尽くせば、というのはいちがいに言えるものではないと思いますが、与党には議論を尽くす姿勢が見られない、ということです。
> 強行採決に危惧を感じていないというのであれば、まあ仕方ないかなと思いますが、僕は今日の議論を覚えておくようにします。今後TPPも年金制度も国会運営もどうなるかわかりませんが、何かあったら思い出して検証できるように。

11/26
> ユーロスペース、『この世界の片隅に』の取材でテレビカメラが入ってる。俺は別のを観るんだが。
> ユーロスペースから、きれいになった新宿武蔵野館へ。自動発券機が導入されてる!

11/27
> 『この世界の片隅に』2回目。地元のシネコン、ほぼ満席で、公開1週目より明らかに入ってる。
> 「のめり込んでしまぅた」って何だよ。広島弁のつもりか? 「のめり込んでしまった」と書きたかったんじゃけえ。
> 片渕須直監督『この世界の片隅に』、2回目ものめり込んでしまった。見落としていたディテールがたくさんあるな。水原の兄や、刈谷さんの息子など、それぞれに物語があるということ。あとは、声やセリフに込められた情報の豊かさ。「来月6日は江波の祭りじゃけえ」というセリフがかきたてるものとか。
> 片渕須直監督『この世界の片隅に』で、周平がすずに手帳を持ってこさせがてら、映画でも見ようかと誘うエピソードが好きだ。戦時中における、こうした、ささやかな「デート」の貴重さがじんわり伝わってくる。すずさんの「しみじみニヤニヤしとるんじゃ」ってセリフも、すごくいい。
> 結婚のあとで恋愛をしていくんだなあ、と。街に出る、ということの「華やぐ」感じもよくって。
> 片渕須直監督『この世界の片隅に』、すずさんの表情で特徴的なのが「あちゃー顔」だけど、妹のすみちゃんも同じ表情をする場面があって、ああやっぱり姉妹だなあと思った。
> 昨日観た映画。アレクサンドル・ソクーロフ監督『フランコフォニア ルーヴルの記憶』。ルーヴル美術館の歴史をテーマにしたエッセイ風の映画。時代を行きつ戻りつしながら、様々なタッチの映像をコラージュしてみせる。そのコラージュっぷりにぽかんとしてるうちに、するするっと観てしまった。
> アレクサンドル・ソクーロフ監督『フランコフォニア ルーヴルの記憶』、出てくるニュースフィルムの映像がいちいち面白い。これ本物かなあ。それともソクーロフによるフェイク? 橇に死体を乗せて運ぶとか、なんかすごいんだけど。
> 昨日観た映画。リチャード・リンクレイター監督『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』。大学の野球チームが入る寮を舞台に、体育会系の男子がひたすらバカ騒ぎし続ける3日間の話。アメリカの大学生はおっさんのような顔をしてて、余計にモラトリアム感があるな。
> リチャード・リンクレイター監督『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』、こーゆー青春を送ってこなかった俺としては、まったく接点がないタイプの男どもの話なんだけど、観てるうちに彼らがいつの間にか隣人のように思えてくる。ああ俺も、ディスコやパーティやベッドで腰を振りまくればよかったのか。
> リチャード・リンクレイター監督『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』、下衆い下ネタだらけなんだけど、ナンパするのに「人生の終りに後悔するのは、やってしまったことよりも、やらなかったことだ」とか、もっともらしいことを言うから憎たらしい。俺もファックしまくればよかったってことか。
> リチャード・リンクレイター監督『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』、モラトリアムの時間は永遠には続かないというのは、あのハッパ野郎の顛末が示してるわけで、新学期もすぐに始まる。ラストのうっすら気怠さを漂わせる余韻は、ちょっと『地下鉄のザジ』を思い出した。
> リチャード・リンクレイター監督『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』、音楽とファッションにも見どころ多し。ああ、そうだった。80年代はTシャツをインする時代だったわ。
> VIDEOTAPEMUSICが言うように、アメリカのハイスクールライフやカレッジライフは、日本の俺らにとっては「エキゾ」だよなー。映画の中にしかない世界。「プロムに誰を誘おう」って悩んでみたいけど、そんな悩みがない国でよかったという気もしたり。
> 映画監督は、たいていハイスクールでは冴えないタイプで、だから『キャリー』も『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も主人公はいじめられる側なんだと思う。そこへいくと、リチャード・リンクレイターが野球部だったというのは、異色じゃないかな。
> 『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』に、『フェーム』について言及する場面があった。ああ、それだ! 『フェーム』こそ、俺の思う「アメリカの学生」のイメージを決定づけた映画だった。まだジョン・ヒューズが出てくる前の話で。
> こんなランチ、最高だけどいたたまれない。→FAME - HOT LUNCH https://youtu.be/o2iQ8THWz5k @YouTubeさんから

11/28
> 以前、祖母が「おばあちゃんが女学生だった頃…」と言ったとき、目の前の祖母と女学生の祖母が結びつかなくて戸惑ったんだけど、『この世界の片隅に』はそれを結びつけてくれる映画だった。おばあちゃん、あんな風にデートをしたのかもな。
> なんだかんだ言って、毎年、定点観測のように年末に観ているあがた森魚さんのライブに行ってきた。会場は渋谷WWWで、メンバーはワールド・スタンダード! タイトな演奏に滲む詩情と、演奏からはみ出すエモーション。それにつけても、あがたさんの元気さよ。
> あがた森魚ライブ。奔放なあがたさんに苦笑しながら、軌道修正したり盛り上げたりする鈴木惣一朗さんのジェントルなこと。ワールド・スタンダードのメンバーが、みんな楽しそうでよかったな。
> 近年のあがた森魚の曲に頻出するワード「宇宙の港」って、未来の宇宙ステーションをイメージさせるのと同時に、過去のいくつもの港、世界各地の空港や地方の小さな駅までも重なって見える。望遠鏡で未来を覗けば、いつの間にか過去の背中が見えていて、ジオラマの港から船が出ていく。

11/29
> ねむた祭り。
> このニヒリズムの先に、post truthがある気がする。SEOを突き詰めることで、デタラメな記事を量産する、とかさ。
> 今年観た映画を詠む:『ヤクザと憲法』  ●紅白を誰かと見るの初めてであれが小林幸子ですかい
> 今年観た映画を詠む:『サウルの息子』  ●ひきずられゆくはだいろのかたまりはただのかたまりわたしとおなじ

11/30
> 「マイケル・スタイプはこう言っています。「There’s no such thing as bad publicity(悪評も宣伝のうち)」」→高橋芳朗 トランプ当選後に音楽界が起こしたアクションを語る http://miyearnzzlabo.com/archives/40871
> 細馬宏通さんの『この世界の片隅に』評、ちょっと泣きそうになるくらいいい。
> 細馬さんの評をきっかけに、『この世界の片隅に』についてあれこれ考えたくなる。例えば、すずの絵に出てくる化け物とワニが、同時に現実へと侵入してくることとか。
> 『この世界の片隅に』で、すずが産業奨励館の絵を描くとき、絵を描いている自分の背中も絵の中に登場する。これ、ちょっと不思議な感じがするんだけど、その前に、水原の代わりに絵を描いてあげたときに、海を見る水原の背中を絵に描き込んだこととつながっている。
> 字多丸さんの『この世界の片隅に』評は、アニメーションで日常を描くとワンダーが宿るという箇所が、特によかった。あと、着物の柄の話ね。この作品では、着物は様々に形を変えて誰かに手渡される。柄からそのことがわかるんだよね。椿、笹、そしてエンドロールに出てくる水玉柄も。
> 『この世界の片隅に』、そういえば、座敷童のために着物を置いていくという挿話もあった。
> 「僕がたまたま白いワイシャツを着ていたから」→『YOUは何しに日本へ?』ディレクターが番組の裏側を激白 - 外国人密着の苦労、ギャラ、お蔵入りへの不安……|
http://news.mynavi.jp/articles/2016/11/29/you/… #マイナビニュース
前の5件 | -