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2月のつぶやき(その2) [ツイート]

ツイートまとめ、2月後半分。籠池理事長があんな感じになるとは、3カ月前は思ってなかったな。他にも、佐藤さとる、ディック・ブルーナ、鈴木清順の訃報。小沢健二、突然のシングル発表。あと、アンソニー・ドーア『すべての見えない光』は素晴らしかった。舐めるように描写を読む快楽!

2/15
> 『マリアンヌ』、よかったですねー。エレガントなジェットコースターという感じで。屋上のシーンや空港のシーンも、惚れ惚れしました。
> 『マリアンヌ』に出てくる宝石商。あーゆーキャラクターって間諜ものによく登場する気がするんだけど、何で見たのか思い出せない。帽子と髭の老人。
> 昨日の戸川純のDOMMUNE、見たかったなあ。去年出た『わたしが鳴こうホトトギス』は、リアレンジされた「諦念プシガンガ」がすごい。モスラの歌やイヨマンテの夜やシャンソンやフリージャズを思わせるカオティックな演奏の中、純ちゃんのボーカルがすっと立っている。
> 『パラダイスビュー』でこの歌をうたう純ちゃんに、当時キュンときたのよ。→戸川純 海ヤカラ https://youtu.be/_8OpoUQlepA @YouTubeさんから
> フジファブリック「カンヌの休日」のPV、フルバージョンを見てようやく気づいた。あのリムジンに乗ってる謎の老人、首くくりの人じゃないか!
> ↓Suchmosについての元記事、「なぜ売れるか」にしか興味のない文章はたいていつまらないという例。売れてるものじゃなくて、好きなものについて書けよ。あと、高木JET晋一郎さんの「「表現の進め方」が、スゴくオルタナ・ファクトっぽい」って指摘は、重要だと思う。

2/16
> 阿佐ケ谷の友人に教えてもらって、書原に行ったことがある。棚がとても魅力的な本屋だった。amazonには棚はないからね。あるのはリスト。
> 以前何かの対談で淀川さんが、「日本の経営者は映画を見ないからダメ。それで、ゴルフばっかりやってる」ってなことを言ってたのを思い出しました。
> かつて書泉があった神保町の交差点にドンキができる。文化が変質していくのを、目の当たりにしている気分だ。
> 転調して2年の月日が流れるんだよな、「ルビーの指輪」は。
> 何度聴いても、何度聴いても大好きな曲だなあ。斉藤由貴の「卒業」。
> 若い頃の斉藤由貴もいいけど、今の斉藤由貴もすごくステキだよね。
> 内気で学校になじめなかった斉藤由貴が、卒業式で泣けない女の子の歌をうたう。それだけで、グッとくるじゃないか。
> 松本隆は「卒業」を聴きながら、「なんかこの曲聞くと泣きたくなるよね」とぽつり。泣かない歌、なんだけどね。
> 「ミュージック・ポートレート」、「それって嫌味な感じじゃないですか? いじめたくなります」と松本隆に詰め寄る斉藤由貴。いいなあ。「こういう人が歌えばいいのに、と思った」と語る松本隆に、「よかった、ほめてもらえて」と嬉しそうに笑う斉藤由貴も最高。

2/17
> 佐藤さとるは、ここじゃないどこかを夢想する子供の味方だった。合掌。
> 短歌紹介。 ●加濕器のむかうは受驗生みっふぃいといふ少女の白さ  松原未知子
> 「タモリ倶楽部」、マンホールの蓋ってことで、がっつり路上観察学会のノリだった。集めるだけじゃなくて、分類。あと、名付け。名付けは楽し。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、胃がキリキリするような回。河瀬直美に感染したかのように、後半山田孝之がとんでもない提案をして、山下監督が固まる。山田孝之が部屋を出ていったあと、山下監督がスタッフに向かって「これ、ぶっちゃけ、どう?」と問いかけ、エンドロール。上手いところで切るなあ。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、会いにきた山田孝之をギリギリと問い詰めて、山田の目が泳ぎだしたところで半ば強引に出演オファーをし、撮影終了後に涙を流す山田に寄り添うように肯定の言葉をかける。この河瀬直美のカルト感! そして最後に「河瀬組にようこそ」。怖いわー。
> 前回、山田孝之は漫★画太郎Tシャツだったけど、今回の山下監督は化け猫あんずちゃんTシャツだった。あと、第1話で長尾謙一郎の単行本がチラッと映ってたのは、そーゆーことかと。
> 河瀬直美について語る山下監督「「私、カンヌ目指してない」とおっしゃっていましたが、やはり全身からカンヌが溢れ出ているんですよ」→話題沸騰!「山田孝之のカンヌ映画祭」衝撃の舞台裏に迫る http://www.elle.co.jp/culture/celebcolumn/cfe_matsuzaki_takeo17_0216… @ellejapanさんから

2/18
> 我らが日村さんにいきなりビンタしたヤツがいるのか! なんてことをするんだ。日村さんは宝だぞ。

2/19
> 今日こそは、沈黙観るぞサイレンス。お、575だ。
> 沈黙に続いてコンサルタントへ。
> 錦糸町の映画館は、席で刺身を広げて食ってるヤツがいるのか。
> 映画を二本観て、帰りの電車。上着のファスナーが噛んじゃって車内で奮闘する。
> え、オザケン、シングル出すの?
> ちなみに今週は、ベン・ラーナーの『10:04』と高木壮太の『新荒唐無稽音楽事典』と木下古栗の『生成不純文学』が出る。あと倉田江美の『静粛に、天才只今勉強中!』の復刊も。
> 「そんなバカなマン」終わっちゃうのか…。年末は特番とかやってたのにな。
> ホント、この塚本幼稚園と瑞穂の國記念小學院まわりの話はグロテスクだな。教育勅語を園児に大声で唱えさせるとか、カルト村と何が違うんだ? で、国有地取得の疑惑でしょ。教育に悪いことばかり、ボロボロ出てくる。
> で、南スーダンの日報隠しに共謀罪、辺野古に東芝。ホント、報じられるべきことがまともに報じられていないことが恐ろしい。1年後、2年後、どうなってるんだろうな。あとから、騙されたとか言うなよ。今、言わなきゃ。
> ようやく、ようやく観ることができたマーティン・スコセッシ監督『沈黙 サイレンス』、圧巻だった。こーゆー言い方がいいのかわからないけど、ドラマとして面白い。そして、中盤に出てくる「弱い者の居場所はどこにあるのでしょうか」という問いが、グサッと突き刺さる。
> マーティン・スコセッシ監督『沈黙 サイレンス』、「転ばせる」ことの残酷さが2時間半たっぷり描かれている。処刑や拷問だけじゃなくて、密告や人質を巧みに使うとか。そして、「形式だけでよい、難しく考える必要はない」と踏み絵を迫る恐ろしさ。こうしたことは、宗教だけの話に限らないよね。
> マーティン・スコセッシ監督『沈黙 サイレンス』、登場人物がどれも複雑さを抱えていて、そこも見応えがあった。にちにち喋るイッセー尾形もどこか達観したような浅野忠信も、単純な悪役じゃないでしょ。隠れ切支丹の村人たちが、キチジローをお上に差し出そうとする場面も怖かった。
> マーティン・スコセッシ監督『沈黙 サイレンス』、映像も音響も素晴らしい。あの霧。あの虫の声。いろんなシーンが印象に残ってるけど、中でも人がいなくなった五島の村で、ワンカット、何匹もの猫が荒れた村にいる様子が映る。なんともいえない不思議な感触のある場面で、ドキッとした。
> マーティン・スコセッシ監督『沈黙 サイレンス』、それにしても窪塚洋介よかったなあ。俺らはみんな弱き者だ。

2/20
> 小沢健二のシングルが出る、ってんであれこれ検索してたら、Amazonであがた森魚&はちみつぱいのアルバムの情報を発見。まだ詳しい情報は出てないので変わるかもだけど、4月26日発売だそうだ。
> 4月には、カレル・ゼマンのBlu-rayも出るらしい。『悪魔の発明』と『ほら男爵の冒険』のセット。そして5月はノルシュテインのBlu-ray。
> 「〇〇〇には興味ない」ってわざわざツイートする人は、そんな自分に興味を持ってもらいたいんだと思う。別にツイートしてもいいけど、虫がいいよな。
> 何度も言うけど、Twitterを始めて失敗しながら学んだのは、興味がないことについてわざわざ言及する必要はない、ってこと。興味がないものについていっちょかみしたところで、たいした話はできないわけだし。
> 「人を殺したり、自らの死によって世間に対して何かを言おうとしたりする犯罪に、僕はある種のふしだらさを感じます」→別役実氏 「相模原事件を事なかれ主義で隠してはいけない」(NEWS ポストセブン) - Yahoo!ニュース http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170219-00000007-pseven-soci
> 別役実『「母性」の叛乱―平成犯罪事件簿』なんて本があったのか。読みたい。

2/21
> CDショップにいく時間が取れない…。
> 打ち合わせの帰りにディスクユニオンに寄ったら完売とのこと。ドアノック失敗、という感じ。
> 遠回りしてタワレコに寄って帰るか。遠くまで旅する俺にあふれる幸あれ!
> 新宿タワレコ、まさかの休館日! また明日以降、もう一回、だな。
> 夕べの「Session-22」森友学園・籠池理事長インタビューをクラウドで聞いたけど、すごいな。日本会議的なるものの思考がどういうものか、よくわかる。自分たちへの批判は朝日や特定の民族の陰謀だと語る一方で、国側の責任問題は全力で否定。そもそも無理がありすぎて、しどろもどろ。
> 「お国と私の方は、なんとなく思いが通じた」「第六感が働きまして」って、サイキッカーのようなことを言う。→【音声配信&抄録書き起こし】「大阪の学校法人への国有地払い下げ問題~森友学園・籠池理事長に荻上チキが直撃」(2月20日放送分) http://www.tbsradio.jp/120844
> しかし、こんなに「お国」を連発する人がいるんだな。他国民は悪し様に罵るのに。
> 今回も「荻上チキのいい仕事」が光ってたな。自分の意見を挟まず、相手に賛同も反対もせず、「~という認識なんですね」と一つひとつ言質をとっていく。批判はあとでじっくりすればよくって、まずは喋らせることが大事という姿勢。この「自分の意見は置いといて」って、なかなかできることじゃない。
> こちらも。しかし、テレ東がこんなに報じるとは思わなかったな。→初公開! 総理夫人が名誉校長になるまで http://www.tv-tokyo.co.jp/mv/you/smp/news/post_127031/?utm_content=buffer3de99
> オザケンのシングルが入手できなかったので、ひとつ前のシングル「春にして君を想う」を聴いている。まだ、短冊タイプだった頃のCDシングル。
> 小沢健二の「春にして君を想う」の、♩子供のように喋りたいのだ~って歌詞が好きだ。そういう気分になるときってあるでしょ。大人になればなるほど。
> 森友学園の籠池インタビュー、サヨクに対する憎悪はいかにもって感じだけど、「お国」への必死にも見える忠誠心は興味深い。自分が批判されるのはプライドが許さないが、「お国」に責任をかぶせるわけにもいかない。その結果、「第六感」を持ち出すという、奇怪な言い訳をすることに。

2/22
> うわあ、鈴木清順の訃報が。学生時代、大井武蔵野館に通って清順特集を観まくったことを思い出す。合掌。
> ●切通し抜けてお化けに逢いに行く桜狂いの鈴木清順
> ●さくらばな口いっぱいにつめこんでナンバーワンの殺し屋が死ぬ
> 仕事でドミューンには間に合わないのはわかってたけど、はちみつぱい関連のツイートが気になってしゃあない。で、今から遠回りしてオザケン探して帰る。
> タワレコで手に入れた小沢健二の「流動体について/神秘的」を聴いている。そりゃ、アルバムを出して欲しいよ。でも、オザケンの場合、シングルというのはまた特別な意味をもつわけで。アッパーな曲としっとりとしたバラードというカップリングもまた、あの頃のシングル盤的。

2/23
> 「ミュージック・ポートレイト」、アイドルとして多忙を極め自分が削られていくと感じていた斉藤由貴がマドンナの「マテリアル・ガール」に救われた、ってのはとてもいい話。「はじけたい自分がいるわけね」と松本隆。
> 「流動体について」、なんてめまぐるしい曲だろう。いろんな音が次々と割り込んできて、都市のざわめきのようだ。
> 「神秘的」は、どこか遠くにある「世界の片隅」と今ここをつなげる夜の子守唄。「台所の歌」というフレーズが素晴らしい。

2/24
> 西岸良平を西海岸に見間違える。カリフォルニアの青い空目。
> オザケン、社会学者説。あと、雑誌編集者のようでもある。たまーにテレビとか出たりするタイプの。
> 握手会で日村さんがビンタされた事件で、バナナマン設楽「ある意味、彼を作り出したのは俺だよ。日村さんに申し訳ない」、日村「でもまあ、ある意味いじられておいしいときもあるから」、設楽「そんなんダメだよ。今度やったらやり返すかんな」。冗談めかしながら、言うべきことをしっかり言う設楽統。

2/25
> ぐざびえどらんを観るつもりだったのに、ふらふらとぐりーんるーむに。そして、らららは夜に。
> 極限状態からいかに脱出するか、ってな映画を定期的に観たくなるんだけど、『グリーンルーム』もまさにそんな作品だった。1時間半というちょうどいい上映時間と、予想を超えるハードコアなゴア描写。
> しまった。らららの時間を読み間違えた。今日はあきらめる。
> 「「軍歌を歌う」式の愛国教育は、「戦前っぽいもの」をカット・アンド・ペーストした「二次創作」である」→「軍歌を歌う幼稚園」森友学園の愛国教育は、戦前だったら不敬罪!? http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51052 #現代ビジネス
> 遅ればせながら、録画しておいたMステの小沢健二を見た。テレビから「歌おー」と呼びかけるむずがゆさも含めて、よかった。なに言っちゃってんの、って思うでしょ。でもやるんだよ。
> ●たくましき理想のかたち両腕を小沢健二は大きく開く
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」も見た。山田孝之に「ちょけてる」と叱られる山下監督。監督なのに、子分のようだ。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、いろんな人が山田孝之に巻き込まれていって、ついに村上淳までが…。桃太郎のお供が増えていくのを見るような気分。そういえば、「北区赤羽」のラストも桃太郎だったな。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、Tシャツのプリントを見るのも秘かな楽しみのひとつなんだけど、オープニングで山田孝之が着ているTシャツにはなぜか「打倒パフィー!!」の文字が。村上淳は「グッドフェローズ」と書かれたTシャツで、山下監督は「味園ユニバース」のロゴT。カタカナ率高いな。

2/26
> 今かららら、ララランド。
> デイミアン・チャゼル監督『ラ・ラ・ランド』を観てきた。お伽の国ハリウッドってなカラフルな美術、凝った照明や心踊る音楽など、総じて楽しんだんだけど、いくつか腑に落ちないものが残る。スカッとサイコーと言えない感じ。
> デイミアン・チャゼル監督『ラ・ラ・ランド』、ロサンゼルス観光映画、といった趣きもあり。こーゆーのをぬけぬけとやるのはいいと思う。あの紫色の夕景のきれいなこと。スターの街は虚構の街でもあると。ラストの書き割りセットの中でのダンスもよかったな。あーゆーの好き。書き割りの街。
> デイミアン・チャゼル監督『ラ・ラ・ランド』、書き割りの中で物語を振り返ってみせるのは『踊る紐育』かな。あと、セーヌ川の上のダンスは、ジョージ・パルの人形アニメーション「Philips Broadcast of 1938」を連想。https://youtu.be/jQmiqymo7Og
> デイミアン・チャゼル監督『ラ・ラ・ランド』、冒頭の高速道路のシーン、群舞の魅力たっぷりでうぉーっとアガるんだけど、あれ、カットを割らない意味があるのかな。長回しにこだわるあまり、カメラがぎゅいんぎゅいん動きまくりで、空間を把握しづらい。カメラワークよりもダンスが見たいよ。
> デイミアン・チャゼル監督『ラ・ラ・ランド』、俺が一番引っかかるのはジャズを称揚するあまり、他の音楽を見下しているように思えるところ。クリスマスソングをバカにして、サンバをバカにして、80年代のポピュラーミュージックをバカにして、エモい打ち込みをバカにする。サンバでもいいじゃんか。
> サンバのダンスシーンがあったら、ジャズ絶対主義がもうちょっと相対化されたのにな。そう考えると、先日ツイートで流れてきた『ラ・ラ・ランド』の予告編に「マツケンサンバ」をかぶせた動画は、批評性があったなあと。
> ウディ・アレンの『マジック・イン・ムーンライト』のときも思ったけど、エマ・ストーンっていいよね。そして『ラ・ラ・ランド』で、天文台でのラブシーン再び。あと、アレンといえばやっぱり『世界中がアイ・ラブ・ユー』。
> 「CULTURE BROS.」の土居伸彰インタビューで知ったんだけど、ひらのりょうくんってEnjoy Music Clubのメンバーだったんだ…。多才だなあ。最高のアニメーションとマンガを生み出して、七尾旅人や岸野雄一の舞台映像も手掛けてて、その上、自分でも音楽をやってたとは。
> ひらのりょうのアニメーション作品を、ぜひともソフト化してほしい。河童やイモリや歯ちゃんを観たい。
> ひらのりょうのアニメーションに出てくる、さびれた観光地が好きだ。→河童の腕 https://youtu.be/lzSJ_lEOEJs @YouTubeさんから
> とても面白い。トランプ支持者総体としてのイメージは、一人ひとりの声を聞くと変わるね。→シリコンバレー在住のリベラルな僕がトランプ大統領支持者100人と話して理解した「アメリカのリアル」|BUSINESS INSIDER https://www.businessinsider.jp/post-1067

2/27
> TLでアカデミー賞関連を追ってたら、あるタイミングで「えーっ?」だらけに。詳細がわかるまでのタイムラグが、TLにも表われていて、数時間遅れでハラハラした。
> ジミー・キンメルがトランプにツイートする場面、最高だな。
> 前代未聞の取り違いがあったアカデミー賞だけど、とっさに対応する登壇者たちを見ていると、アメリカのエンターテイメントの底力を見る思いがする。
> うわあ、「ヒムケン先生」も3月で終了とな。
> 「ヒムケン先生」、なんとなくシフトチェンジを計ってる風だったので、長続きしないかもなあとは思ってたけど、終わっちゃうの残念だな。あと1カ月、ケブくんを野球チームに入れるところまでは、やってほしい。
> ちょっと中断していたアンソニー・ドーア『すべての見えない光』を、先週から再び読み始めて、現在終盤のちょっと手前くらい。ここにきて初めて、なんと初めて主人公の少女の外見が描写される。この不意打ちの描写に驚き、じわーっと感動が湧きあがってくる。すごい。

2/28
> 花粉め!
> ふう。アンソニー・ドーア『すべての見えない光』を読み終えた。すっごくよかった。終盤はボロ泣き。まだ余韻で、ちょっとぼーっとしてる。
> アンソニー・ドーア『すべての見えない光』、第二次世界大戦下、フランスのサン・マロで空襲を受けた盲目のフランス人少女と背の低いドイツ兵の少年。別々の場所で生きてきた彼と彼女のそこに至るまでの物語が、断章形式で交互に描かれていく。そして、「戦争が夢見る人たちに加えた仕打ち」も。
> アンソニー・ドーア『すべての見えない光』、何より描写が素晴らしい。盲目の少女のパートでは、彼女の視点で描かれるため音や匂いや触覚が細かく描写される。それによって、目の見えない人を取り巻く世界の、ある種の豊かさが立ち上がってくるわけよ。描写好きの俺としては、それだけでうっとり。
> 「ジェファール博士の机の上に置いてあるアクキガイを使い、彼女は三十分ほど遊ぶ。空洞になった突起、硬い渦巻き、深い開口部。とげと洞穴と手ざわりの森がある。そこには、ひとつの王国がある」アンソニー・ドーア『すべての見えない光』より。
> アンソニー・ドーア『すべての見えない光』、盲目の少女は自らの外見について知ることができない。だから、彼女の外見に関する細かな描写は4/5くらい進んだところまで出てこないのよ。ああ、こんな少女だったのかと。その不意打ちの描写にびっくりして、その必然性にグッときてしまう。
> アンソニー・ドーア『すべての見えない光』、模型、ラジオ、本などがとても重要な役割を果たす。どれも世界をどのように認識するかに関わる「モノ」だよね。その意味では、ラジオも本も世界の模型だ。少女や少年にとって、とりわけ戦時下の少年少女にとって、それがどれほど大切なものか。
> 「ユッタはジャズが好きになる。ヴェルナーはなんでも好きになる。バイオリン、ホルン、ドラム、演説――どこか遠くの、同じ夜の瞬間に、マイクに向かっている唇。その魔法にうっとりとなる」アンソニー・ドーア『すべての見えない光』より。
> アンソニー・ドーア『すべての見えない光』、貝や鳥など生物のイメージもあちこちにあふれている。あと、虫もいっぱい出てきたな。蜂が飛び回り、あちこちに蜘蛛の巣が見つかる。そう、蜘蛛の巣のように、様々なイメージが各断章をまたいであちこちで繋がり合う。これがこの小説の大きな魅力だと思う。
> アンソニー・ドーア『すべての見えない光』、遠い場所や時代がふいに「今・ここ」と呼応する。誰か残したものや口にした言葉が、長い旅を経て届けられる。炭素がダイヤモンドとなって手から手へ渡るように。見えない光がラジオの電波となって届けられるように。ボーイがガールとミーツするように。
> なんか、いろいろ語りたくなってしょうがない小説だな、『すべての見えない光』は。「瞬間の同時性」の章とか、『海底二万里』についてとか、魅力的なキャラクター、レジスタンスを企てる家政婦の老婦人や、寡黙な巨漢クラスメイトなどなど。読んだ人いたら、一緒に語り合いましょう。

2月のつぶやき(その1) [ツイート]

もう、ブログはツイートまとめだけでいいんじゃないか? そんな投げやりな気持ちになってるうちに、5月も終わろうとしてる。まあ、いいや。ブログのあり方はおいおい考えることにして、2月前半分のまとめ。抜粋編集バージョンなり。主にペレグリンとマリアンヌ、ちょっと山田孝之。

2/1
> え、『ビリー・リン』の映画公開、なくなっちゃったの?
> んー。藤井光さんの本で紹介されていて、小説も映画も気になってました。残念。
> あがた森魚がはちみつぱいとアルバムを作るのは、45年ぶりだそうだ。てことは、あがたさん、今年でデビュー45周年てことか。踊りし日々は走馬灯、嗚呼。

2/2
> んー、cero以外はピンとこなかった。
> 歌詞がいい、という紹介で納得させられることがあまりない。
> 「文学的な歌詞」って褒め方も、いつももやもやする。別に文学を引き合いに出さなくてもいいじゃんと思うし、言うほど文学してるわけでもなかったりもして。
> 設楽統のセーターの柄が…。→バナナマン最新DVD「腹黒の生意気」本日発売、日村が動画でSLモノマネ - お笑いナタリー http://natalie.mu/owarai/news/219223

2/3
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、冒頭のラジオ体操のくだりが最高だった。真顔で「どんなハンコすか?」「最悪、ハンコ屋行けば作れる」「どんなカードですか? 紙でできてる?」「ズルじゃないです」と執拗に詰めていく山田孝之。すごい圧なんだけど、話してるのはラジオ体操のカードっていうね。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、それにしても、芦田愛菜はなんていい子なんだろう。あと、カンヌの風景にスカートの音楽は合うなあ。

2/4
> 地元のシネコンで『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』を観た。わあ、最近のティム・バートンの中では、一番好きかも。なんつうか、ゴージャス。

2/5
> 先週末は風邪で寝込んでで、もう治ったんだけど、今週末もほとんどなんもしなかった。スコセッシ、早く観に行かなくちゃだな。来週は『ローマ環状線』のジャンフランコ・ロージ監督の新作もあるし。

2/6
> サイコキネシスを使う少年が暴走し、それをなんとか止めようとする大友マンガのような夢を見たんだけど、たぶん『ミス・ペレグリン』のせい。
> 資産100億とか、秒速で億稼ぐとか、飲んだビールが5万本とか。
> ホントに。億稼ぐ、とか言う人の話はまともに取り合わない、できることなら近づかない、と思いながら、日々労働しております。
> トリクルダウンが起きないわけですね。
> 「いい人になるための野心」って、いいすね。ギラギラとチャリティしまくる。
> 「このままじゃ寄付額であいつに負けそうだから、もっともっと稼がねば!」
> 今気づいたんだけど、リステリンのCMに出てるの、ジェントル久保田さんじゃないか。
> 本日の「ヒムケン先生」、なんとなく感動風だけどまったく腑に落ちない師弟関係。そのVTRを見た日村さんのコメント、「全然わかんない。全然感情が入らない」「ホントに何とも思わなかったもん」。
> 週末に観た、ティム・バートン監督『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、正直ティム・バートンのダークファンタジーはもういいや、ってな気持ちもなくはなかったんだけど、予想以上に絵作りが素晴らしくって見入ってしまった。風船のように宙に浮いた少女にロープを結んで海岸を歩く場面とか。
> 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、セットもすっごく魅力的。廃墟となった児童保護施設が登場する場面から、グッと掴まれる。この保護施設も後半の遊園地&サーカスもいいんだけど、俺が一番シビレたのは難破船の場面。「空気も操れるのよ」って、そうくるとは思わなかった。
> 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、こどもたちの能力の統一感のなさもいい。何の役に立つのさ、ってなものもあるんだけど、大事なのは役に立つかどうかじゃないんだよね。異なる者たちが共に暮らす、ってことが大事で、だから彼らが揃って歩いている場面にグッときちゃったりするわけだ。
> 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』、ティム・バートンはオープニングクレジットがいつも素晴らしいんだけど、地図やら手紙を見せていく今回のオープニングもよかった。そして、エンドロールは「奇妙なこどもたち」の色あせた写真の数々。地図や写真がかき立てる想像力を、見事に表現している。
> 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』のパンフレットで、この映画は「“僕たちが世界を救う”というヒーローもの」ではないとティム・バートンは語っている。「能力は彼らの一部にすぎない。ゲップが出過ぎる子だとか、おならをし過ぎる子、うまく歩けない子と同じなんだ」。
> 「政府は「一般の人に適用されることはない」と言っていますが、法律というのは一般人かどうかを区別しません」→山下幸夫弁護士が警鐘 共謀罪「一般人に適用しない」の罠 https://t.co/TY8tyKNgso #日刊ゲンダイDIGITAL
> 盗聴や密告がなければ、共謀罪は証明できないでしょ。つまりは、そーゆー社会になるってことだよ。

2/7
> 自分をでかく見せようとして話を盛るタイプの人ってのがたまにいて、そういうハッタリくんとはできるだけ距離を置くように心掛けている。サバ言うなコノヤロー、ってやつです。
> 以前、「出ているマンガはほとんど読んでる」って言ってたヤツがいて、「毎月どんだけマンガが出てるか知ってんのかよ?」とドン引きしたことがある。こーゆーときですよ、俺の中でアラームが鳴り響くのは。
> 「俺、ハッタリだけでここまで渡ってきたから」てなことを自慢話のように言うヤツとかもいるね。その「ここまで」の中に俺を含めないでくれ、って思う。
> 「問題は、強権的な基地建設だけではありません。国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルは、博治さんの釈放を求める緊急行動を始めました」→社説[辺野古から 博治さんへ]「沖縄は絶対諦めない」 | 社説 | 沖縄タイムス+プラス https://t.co/bKyCwoIBRj
> 「しかし、可能性の指摘は、その事実の存在を印象付ける。十分な根拠がないなら、報道は控えるべきだろう」→木村草太の憲法の新手(49)「ニュース女子」問題を考える | タイムス×クロス 木村草太の憲法の新手 | 沖縄タイムス+プラス https://t.co/Y4kAOmcrBl

2/8
> 弟のLINEのアイコンが、いつの間にかイグアナになっていた。
> なぜイグアナかを聞いてみたい気もするが、LINEするほどでもない。
> 「防衛省が日報を廃棄したとして非開示扱いとした昨年十二月は、PKO部隊への駆け付け警護などの新任務付与が問題になっていた」→東京新聞:南スーダン陸自日報 「ジュバで戦闘」を明記 PKO停止を危惧:政治(TOKYO Web) https://t.co/W0ZZK3uUaV
> 稲田朋美の「事実行為としての殺傷行為はあったが、憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから、武力衝突という言葉を使っている」って、つくづく無茶苦茶だな。ジャイアンの「盗ったんじゃない、永久に借りておくだけだ」みたいだ。
> 和田誠『もう一度 倫敦巴里』を読んだ。イラスト、映画、マンガ、音楽、文学などカルチャーを横断したパロディの数々。特に、「暮らしの手帖」ならぬ「殺しの手帖」と、「川端康成の「雪国」を〇〇が書いたら…?」ってな文体模写が最高。 https://t.co/VORZthLbCc
> 田中圭一の『ペンと箸』も読んだ。いろんなマンガ家の食のエピソードを家族に取材し、そのマンガ家のタッチで描いたルポマンガ。こちらも憑依っぷりが見事で、久しぶりに矢口高雄の絵を見て嬉しくなったり。描いてるのは田中圭一だけど。
> よくできたパロディは、元ネタがわからなくても楽しめるんだよね。パロディから元ネタのエッセンスを知ることができるから。

2/9
> 「東京人」最新号はパロディ特集か。ちと気になる。
> さみーね、さみーね、さみーねデードリッヒ。
> 楽しい飲み会だったけど、自分の「上手いこと言いたい病」について考えてしまう場面も。なかなかこの病からは逃れられない。ナルシズム、ってのはあるよな、たぶん。

2/10
> 誕生日。母親から電話があり、「何? 誕生日だから電話くれたの?」って聞いたら、「それもあるけど、お母さん、先月、手を骨折しちゃったのよ」って言われた。そーゆーのは、早く言ってよ。
> 気づけばTLが貴殿だらけぢゃないか。
> それにしても、今日も寒いね。おでん!
> 暖房が必要だ。家電!
> 名画座で観た『暗殺の森』、ラストで画面が上下にガタガタ揺れ出して、何が起こってるのかさっぱりわからない事態に。そのあとリバイバル上映で観返すまでは、あのラストシーンの衝撃を知らないままだった。  #映写トラブル
> ドン・ハーツフェルトのアニメーションの上映、予告編のあと映画が始まらず、数分間真っ白いスクリーンを見つめ続けることに。そーゆー作品なのかと思ってたら、何事もなかったかのように本編が始まり、ああトラブルかと。それもまたハーツフェルト的だと思ったり。  #映写トラブル
> 映写トラブルじゃないけど、数人しか客のいない映画館で『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』を観たときは怖かった。終映後のロビーとかがらんとしちゃってて。エレベーターのドアが開くときとか、ちょっと身構えたりして。
> ウツボの咽頭顎の映像、すごい! まさにエイリアン。

2/11
> 上野の国立博物館は楽しいな。ヤリマンボウの稚魚の標本があって、これが噂のヤリマンボウかと。
> あ、科学が抜けてた。国立科学博物館ね。ダイナソーマフィンを食った。
> 今日は上野の国立科学博物館へ。すごーく評判のいい「世界遺産 ラスコー展」を見てきた。「逃げ恥」にも登場したとかでえらく混んでて、実際の洞窟にはこんなに大勢の人はいやしなかったんだよなー、と思いながら回る。しかし、洞窟体験コーナーが予想以上に面白くって堪能。
> 「世界遺産 ラスコー展」の洞窟体験コーナー、うねうねとした壁と暗さを実感することで、クロマニョン人の気分になれる。灯りがないと絵が描けないし、絵が見られない。つまり、「暗がりと灯りと共にある絵」なんだよね。ランプを点けると現れ、消すとなくなる幻のような絵。そこにワクワクする。
> 「世界遺産 ラスコー展」、壁画の数々は絵を描く喜びに満ちている。いや、何のために描かれたのかわからないけどさ、遠くから採取した顔料で、様々な技法を駆使しながら、暗がりに灯りをともし、湾曲した壁に絵を描く。その「わざわざしてる感」と、躍動感あふれるタッチに描く喜びを感じるのよ。
> 「世界遺産 ラスコー展」、四角の図形が描かれている箇所があって、抽象的なデザインかもしれないと解説されていたんだけど、隣にいた高校生くらいの女の子たちがその図形を「ビンゴカード」と呼んでいて、ひょっとしたら遊戯的なものかも、と思った。あと、トリ人間は浅野いにおだよねー。
> そのあとは、国立科学博物館の常設展をざーっと見て回る。「地球館」を見るのは初めてなんだけど、めくるめく体験というか、思いのほか楽しくって「科博サイコー」ってな気分に。ああ、博物館の学芸員とか憧れるなあ。模型を作ったり、標本を並べたり、パネルを編集したり、そういう仕事がしたい。
> 国立科学博物館の「日本館」が、旧科博の建物なんだね。こっちはなじみがある建物で、大理石の階段やステンドグラスもいい感じ。フーコーの振り子もちゃんとある。あと、入口すぐの吹き抜けのところに、昔、恐竜の骨格標本があったんだよ。この標本は、確か『ブラック・ジャック』にも出てきてたはず。
> 博物館って、標本やレプリカのブツを前にしたときの実感ってのが面白いんだよね。洞窟の暗さを味わい、恐竜の骨格のでかさを味わう。クロマニョン人が作ったビーナス像のちいささを味わい、止まることのないフーコーの振り子の揺れを味わう。書物じゃなくてわざわざ見る意味って、そーゆーことでしょ。
> トランプが安倍晋三との会見中、同時通訳用のイヤホンをつけてなかったって、ホントかね。それって、「お前の話を聞くかどうかは俺が決める」ってことでしょ。ひどいな。中継で村尾キャスターからちょっと批判されただけで安倍晋三がブチ切れてイヤホンを耳からむしり取った、あのときみたいなひどさ。
> ↓見てきたように書いてるけど、コレもホントかね。「朝日に叩かれて私は勝った。あなたと同じだ」ってアメリカ大統領に言うって、恥ずかしいったらありゃしない。そして、それを嬉々として書く、産経新聞も恥ずかしい。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、赤羽では大根監督に怒られてたけど、今回は河瀬直美かー。それにしても、こんなに押しの強い人だったとは…。言ってることはもっともなんだけど、妙な圧があるせいで素直にうなずく気になれない感じ。ぐいぐいコーナーまで詰められた山田孝之の、ラストの表情が最高。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、エンドクレジットを見ていて、「穢の森」の音楽をVIDEOTAPEMUSICが担当していることに気づく。

2/12
> ポレポレにきたら、『人生フルーツ』満席。んー、新宿に出てなんかみるか。
> ぐざびえどらんも満席。
> 沈黙も満席サイレンス。
> もうあきらめた。かえるよ。かえってかれーでもくうよ。
> 地元でマリアンヌを観る。
> 『マリアンヌ』、よかったー。鏡と写真と窓のドラマ。
> カレーも食ったし、結果満足。
> ↓コメカさんの問題意識には、共感を覚える。政治とサブカルチャー、どちらかではなく、どちらもという姿勢とか。
> ある映画について調べていたんだけど、数年前まであったオフィシャルサイトがなくなってて、そうするとクレジットまわりとかの細かい情報がWEB上で参照できなくなっちゃうのな。日本版のIMDbみたいなのがあれば違うんだろうけど、なんだかんだ言って紙のほうが残るんだなと。
> いつまでもあると思うなウェブサイト。

2/13
> ああ、山下敦弘監督の『道』のモデルが河瀬直美って説があるのか。河瀬監督からにじみ出るアク強さを見てると、さもありなんという気がしてくる。
> ちょっと前にツイートした、あるベテランミュージシャンのツイッターアカウントが陰謀論だらけだったという話、幸福実現党のツイートだらけだったのよ。ぐへえ、見たくないもの見ちゃったなあと。
> 「ヒムケン先生」、オープニングがDEATH BANDオンリー。
> デスバンドの設定に一応乗っかってはみるものの、我慢できなくなってツッコむ小峠先生、いいなあ。憑依するはずの妹が出てこないというボーカルに、「こんなん言うのもなんだけどさ、出るだろ!」。そしてひたすら出る出ないのやりとり。「出せよ!とっとと」「そういうことじゃなくて、出るんだよ!」
> 『ミス・ペレグリン』のエヴァ・グリーンはもうもうとパイプをふかし、『マリアンヌ』のマリオン・コティヤールは煙草をスパスパ。そして、どちらの空にも爆撃機。

2/14
> ディスクユニオンでCD買ったら、チョコをもらった。♩チョコレイトディスク・ク・ク~
> ロンドンの「WOMANS MARCH」を撮影した映像を使用しているそうだ。いい。→Going To A Town - Lily Allen (Rufus Wainwright cover) https://youtu.be/5NeqyLBHkCQ @YouTubeさんから
> リリー・アレンによるカバーの原曲はこちら。『トムズ・アット・ファーム』のエンディングでも印象的に使われてた曲。→Rufus Wainwright - Going To A Town https://youtu.be/CtVyl402W5s @YouTubeさんから
> こんなの見つけた。「トットチャンネル」でもおなじみのアレ。→買物ブギー - Ego wrappin' https://youtu.be/8bF4ZfTbOqw @YouTubeさんから
> TLに『マリアンヌ』の感想がちらちら上がってくる。俺も忘れる前に書いとかなきゃ。
> ロバート・ゼメキス監督『マリアンヌ』、戦時下の恋愛もの。スパイとして偽の夫婦を演じた男女が恋に落ち、結婚することに。しかし…、というお話。前半のモロッコのシーンのゴージャスな美しさと、後半のロンドンのシーンのひりつくようなくすんだトーン。この対比がとってもエモーショナル。
> ロバート・ゼメキス監督『マリアンヌ』、前半と後半で様々な物事が反復される。例えば、車の後ろを窓越しに振り返って見る場面。モロッコ編の終りと、ロンドン編の終りに出てくるんだけど、意味合いがまったく変わっちゃってるんだよね。その残酷さに、気持ちがぐわーと持ってかれる。
> ロバート・ゼメキス監督『マリアンヌ』、冒頭のパラシュートの場面からマジカルな映像が次々と出てくる。一番びっくりしたのは、砂嵐の場面。あれ、どうなってるの? あと、セリフも粋だった。反復されるタバコのくだりとか。終盤の「勇敢な女性だったわ」ってなセリフも、かなりクるものがある。
> ロバート・ゼメキスって、ニセモノとか見世物への志向がある気がする。「作りもの」としての映画で、いかに観客の本物の感情をかき立てられるかに賭けてるというか。そう考えると、「偽の人物」と本物の愛情を育めるか、という『マリアンヌ』のテーマはゼメキスっぽいんじゃないかと。
> しかし、TLに『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』を観てる人がいないな。「まーたいつものダークファンタジーでしょ」とかって思われてるのかなあ。近年のティム・バートン作品では、ダントツにいいと思うんだけど…。『アリス』がイマイチだった俺としては、CGが抑え気味なところも魅力的。

1月のつぶやき(その2) [ツイート]

1月後半のツイートまとめ。テレビの話が多いな。そんなに頻繁にテレビを見ているわけではないんだけど、「テレビなんてくだらない」って言いたくないのは、こーゆー番組があるからで。

1/16
> 薔薇がなくちゃ生きていけない。
> 九龍ジョーさんが言う「どうでもいい場所や文化こそが生命線だ」というのは、『ドキュメント72時間』なんかを見ていても強く感じる。みんなにだってあるでしょ、役には立たないけどそれがないとダメなものや場所や時間が。
> 場所もですけど、何度も読み返してボロボロになった文庫本とか、ここぞというときに履きたくなる靴とか、そーゆーものにも、役に立つかどうかとは別の「生命線」的な尊さを感じます。
> しくじった。HDがいっぱいで『YOUは何しに日本へ?』が録画できてなかった。年末年始の番組って、一つひとつが長いからなー。つうことで、『家、ついて行ってイイですか?』と『万年B組ヒムケン先生』のために、見終えた番組を慌てて消去。
> フェフ姉さんを見ていると幸せな気持ちになるな。
> 「月曜から夜ふかし」のお母さん、フランケンシュタインをくりーむしちゅーの上田と間違えているのでは?
> 幕張くん、いいなあ。
> 「月曜から夜ふかし」のフェフ姉さん、「ヒムケン先生」の幕張くん、どちらも「上手く喋れない」ところが可笑しいんだけど、それがとてもチャーミングに見えるというのがいい。ペラペラと流暢に話せばいい、ってもんじゃあないんだよ。
> 言い淀みや、言い間違え、それをどうリカバーしようとするかも含めて、「言葉」だと思う。
> 例えば、この歌は文法的にはおかしいんだけど、そこに惹かれたりする。 ●三越のライオンは見つけられなくて悲しいだった 悲しいだった  平岡直子
> Twitterで見かけた人のプロフィール欄に書かれている行動範囲が俺とまるかぶりで、ちょっとびっくりした。絶対ニアミスしてるよなっていうくらい、ほぼ全部あてはまる。でも、見知らぬ人だからこれまでもこれからも気づかないのだ。

1/17
> 土居伸彰『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』を読んでるんだけど、スティーヴン・ミルハウザーがアニメーション草創期のエミール・レイノーについてエッセイを書いていることを知った。ミルハウザーのエッセイは、素晴らしいに違いない。柴田さんとか訳してくれないものか。
> 海外の作家って、小説は訳されても、エッセイはなかなか訳されないからなあ。ミルハウザーが、偏愛するものについて、ちまちまと語ってたりしたらかなり面白いと思う。
> 「アニメーション漫画とは、不可能性の詩にほかならない」スティーヴン・ミルハウザー「J・フランクリン・ペインの小さな王国」より。

1/18
> 小田原市のニュースのイヤな感じは、行政が差別や恫喝を内面化してるということ。ずーっとあのジャンパーを着てたわけでしょ。ああした考えが、彼らにとっては当たり前だったんだろう。
> 不正受給は、生活保護費全体のわずか0.4%ってのは、覚えておこうね。
> 80年代について、TLでいろんな人が語ってるのを見て思い出したんだけど、80年代前半にはヤンキー文化ってのもあったなあと。当時は、「ヤンキー」って言葉もなく「ツッパリ」って言ってたんだけど。不良かどうかってのは、10代にとってけっこう大きな問題だったと思う。
> 80年代の教室には、不良じゃないとダサいっていう価値観があった。不良じゃなかった俺は、それに違和感を覚えてて、RCサクセションを知ったとき、こーゆーやり方もあるのかって思ったんだよな。そこから、「宝島」的なものを追っかけるようになったり。
> 尾崎豊は校舎の窓ガラスを割るけど、清志郎は屋上で寝転んでる、っていうね。

1/19
> ツイッターやってるかなあと、あるベテランミュージシャンを検索したら、本人のアカウントを発見。しかし、ネトウヨちっくな陰謀論ばかりリツイートしてて、びっくり。うへえ、知りたくなかったよ。
> アパホテルとかニュース女子とか小田原市とか、ネトウヨ的な妄想やヘイト感情が、社会の中で当たり前になってきちゃってるわけで、音楽の世界だけきれいなまま、というわけにはいかないんだろうな。イヤな話だけど。
> ところで、夕べ録画消化で観ていた「家、ついて行ってイイですか?」に出ていた、真っ黒毛ぼっくすの大槻さん、素晴らしかったな。「死にたいよ」と、へろっと言う感じとか。
> 人格者が素晴らしい音楽を作るのであれば、話は簡単なんだけど、そうとは限らないからややこしいし、面白いとも言える。『アメリカ大陸のナチ文学』なんかを読んでも、思ったりすることだけど。
> そもそも、一人の人間の中に色んな面があるわけで。
> 『蜜蜂と遠雷』で思い出した拙句。 ●春雷に養蜂家の髭電荷帯び
> いつ頃から「ヤンキー」って言葉が出てきたんだっけなあ、とちょうど考えていたところでした。「親衛隊」って言葉も懐かしいですね。僕は関東なので、関西の不良のイメージは「紳助竜介」くらいなんですが、80年代から「ヤンキー」って言ってたのでしょうか。
> ああ、「ヤンキーの兄ちゃんの歌」、ありましたね。あそこら辺かー。自分の中で、時系列がくっきりした気がします。ありがとうございます。
> 川原瑞丸さんのブログを見たら、イラストで映画や本の感想を書いていて、素晴らしいデザインセンス。『ハドソン川の奇跡』のこれとかいいなあ。→MIZMARU BLOG: 『ハドソン川の奇跡』(2016) http://mizmaru.blogspot.com/2016/11/2016.html?spref=tw

1/20
> 「♩こなー」「あ、絶対誰か歌うと思ったー」
> 「ドキュメント72時間」大宮の喫茶店。SNSで知り合ってその日が初対面だという、ちょっとぎこちない20代のカップル。出身地や家庭の事情を彼女がインタビュアーに語る場面で、カメラがパンしてそれを聞いている彼の顔を捉える。大切に彼女の話を聞いている、というその表情にグッときた。
> 自分に対してではなくインタビュアーに対して語られる話を、側で丁寧に聞いているというのは、なんだかとてもいい。テレビカメラがあることで生まれる、独特の時間が流れているというか。
> 次回の街角ピアノも面白そう!
> 『ホーリー・モーターズ』か?→フジファブリック 『カンヌの休日 feat. 山田孝之』(『山田孝之のカンヌ映画祭』OPテーマ) https://youtu.be/v0_KCATxlyg @YouTubeさんから
> 倉阪鬼一郎さん、俳句をやってるのは知ってたけど、短歌も詠むのかー。
> 倉阪鬼一郎さんの俳句は、例えばこんなの。 ●いちおくのかばねのうへの淑気かな
> そういえば、先日「人日」という季語を覚えた。一月七日のことだそうだ。 ●人の日のバツクミラーの悪所かな  倉阪鬼一郎

1/21
> やっと聞いたよ。これが「ダチーチーチー」か。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」パイロットフィルムを撮る回。相変わらず説明をしたがらない山田孝之に、山下監督と芦田愛菜が翻弄される。山田がいない場所で、「こーゆーときに何回も聞き直すと、あの人怒るからあんま聞けないんだけど」と愛菜ちゃんに漏らす山下監督が可笑しい。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、山田-山下の関係性は「北区赤羽」ですっかりおなじみのつもりだったけど、今回芦田愛菜が入ることでまた違う関係が生まれる。芦田愛菜に演技をつける山田孝之とか、かなりスリリング。ホント、絶妙なキャスティングだと思う。
> 土居伸彰『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』読了。ノルシュテインの「話の話」や「霧のなかのハリネズミ」は短編なのに「全部入ってる」と常々思ってたんだけど、この本では、個人的であることが普遍に、瞬間であることが永遠につながる、という秘密が解き明かされている。
> 「ノルシュテイン=詩人がいた『広場』とは、現実の広場であり、記憶の広場であり、空想の広場である。その広場には、現実の人々や、過去の人々、直接交流のあった親戚や、本のなかでだけ知っている人、写真でだけ観たことがある猫、詩行だけで知っている人々が行き交う」『個人的なハーモニー』より。
> 土居伸彰『個人的なハーモニー』、ユーリ・ノルシュテインの話に留まらず、様々なアニメーション作品が召喚される。中でも、プリート・パルンやイゴーリ・コヴァリョフについて書かれた箇所は、面白いんだけどスッとは理解できない彼らの作品を読み解くガイドとして、非常に腑に落ちた。
> 土居伸彰『個人的なハーモニー』、アニメーションの原形質性の話を読んでて、「人形アニメーションはどう位置づけられるんだろう」ってなことが気になった。人形でありつつ物語の登場人物でもある、という二重性にクラクラする、ってのが醍醐味だと俺は思ってるんだけど。
> 「『外套』におけるノルシュテインは、アカーキィを小さな人間ではなく孤独な宇宙として認識させようとする。それは、アカーキィを上に置くということではない。(中略)他者をヒエラルキーとは関係のない独立した宇宙的存在として捉えるための視線の誘導である」土居伸彰『個人的なハーモニー』より。

1/22
> 今日はこれから、ビッグバンドと一緒に新年会。→二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Band / Nica's Band https://youtu.be/5SZd-d7BJjA @YouTubeさんから
> どうもです! 僕も普段はしないのに、ライブのあとはハイタッチとかしちゃうタイプになったりします。ニカさん、最高でしたね。ビッグバンドって、エンターテイメントだなあとつくづく感じ入りました。奥さんにも、よろしくお伝えください。
> まさに、「芸能」とか「演芸」という感じで。東京キネマ倶楽部の雰囲気も最高で。
> 谷中をぶらぶら散歩し、洋菓子屋でケーキを食い、鴬谷の定食屋で飯を食って、東京キネマ倶楽部で二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Bandの「新春ワンマンパーティ2017 THE 新年会」へ。いやあ、歩いた。食った。踊った。ニカさんのライブの多幸感たるや!
> 東京キネマ倶楽部の二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Bandライブ、毎度言ってるけどニカさんの「生き物っぷり」がとにかく最高! ビッグバンドの分厚い音の中で、自在に泳ぎ回る。で、バラードがまた凄いんだ。空間を歌が満たしていくような感覚。ちょっと泣いた。
> 二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Bandライブ、カバー曲も最高で、笠置シヅ子から「スウィングしなけりゃ意味がない」まで。中でもびっくりしたのが、ビッグバンドアレンジの「ロマンスの神様」。これがまた最高に楽しかった。ニカさん、何でもできちゃうのな。
> 二階堂和美 with Gentle Forest Jazz Bandライブを観て、ビッグバンドってエンターテインメントなんだなあとつくづく思った。音楽と演芸の交点にジャズがあるという感じ。キャブ・キャロウェイとかも、きっとそんな感じだったんじゃないかな。奇妙で可笑しくてノリノリ。
> ライブでニカさんがサッチモばりのスキャットを披露してたけど、俺にはそれがとても可笑しくて、ゲラゲラ笑いながら幸せな気持ちになっていた。演芸のようだというのは、例えばそういうこと。
> ロカビリー独特の唱法、ファンク独特の唱法、とかにも俺は可笑しみを感じる。もちろん、いい意味で。
> 東京キネマ倶楽部は、独特の内装がとっても魅力的。で、キネマ倶楽部の周辺は鴬谷のラブホテル街で、チープな噴水、怪しげなネオン、謎の天使の像など、ある種テーマパークのような非現実感。それも含めて、心躍るライブハウスだと思う。

1/23
> それにしても、寒いな。横山やすし風に言えば、「凍るで、しかし」。
> 怒るで、夜ふかし。
> ヒムケン先生、オープニングの人形に幕張くんが!
> ナイトキャップとしてのアニメーション。ジャズとお化けとカートゥーンと。→"Minnie the Moocher" Betty Boop HD 1080p https://youtu.be/B_jqqJ-77xs @YouTubeさんから
> ナイトキャップとしてのアニメーション。筒井康隆がこの作品の「ノリ」を絶賛してた。→Betty Boop 1933 Cab Calloway "The Old Man Of the Mountain" https://youtu.be/SoJkxNa6v14 @YouTubeさんから

1/24
> 平日は予定が見えないので、普段はライブを入れたりしないんだけど、マジ歌とピーズのチケットをポチってしまった。どちらもドブーカン。
> 今日は、笹井宏之とテオ・アンゲロプロスの命日。
> ちまちま読んでた「ユリイカ臨時増刊号 総特集 矢野顕子」を、読み終えた。矢野顕子の歩みを振り返りながら「クラシック、ジャズ、テクノの次に通過したものがあるか」と訊くインタビュアーに、「なにかあったかしら…ないと思うよ。そこから先はもう『矢野顕子』よ」と答えるアッコちゃん。さすが!
> 「ユリイカ」の矢野顕子特集、小沼純一さんの『SUPER FOLK SONG』についての論考が面白かった。矢野顕子の弾き語りって、時間が自在に伸び縮みするような感じがあるじゃん。小沼さんはそのことについて書いてるわけじゃないんだけど、その感覚をなぞっているような文章だなあと。
> 「ユリイカ」の矢野顕子特集で、細馬宏通さんが細かく分析している「サッちゃん」のカバーも、やっぱり伸び縮みの魔法がかけられている曲。♩さーぁあーっちゃんはねええ~、の引っ張ったゴムをパッと放すような歌い方!
> 矢野顕子のカバーでは、「ちいさい秋みつけた」もびっくりしたな。♩さいあーちーさいあー、という歌い出し。最初は、「さいあー」が「ちいさい秋」のことだと気づけなかった。ちいさい秋を見つけるには、耳を澄まさないとならないわけだ。
> むかーし、ジャンジャンで矢野顕子のライブを観たとき、坂本龍一の『音楽図鑑』収録の「森の人」をカバーしてたんだけど、あれ、弾き語りアルバムに入れてくれないかなあと、ずーっと思ってる。
> ♩きみはぼくをほおわすれるうかあら~→すばらしい日々 - 矢野顕子 (12/05/12) https://youtu.be/Ss1KpYix0ps @YouTubeさんから
> これも素晴らしい。♩かえっておいでっかえっておいでっかえっておほひで~んららるら~→ごはんができたよ - 矢野顕子 (12/05/12) https://youtu.be/OzBjF6wPdTk @YouTubeさんから
> つうことで、iTunesの中に入ってる矢野顕子をあれこれ聴いてたら、清水ミチコと矢野顕子が一緒に歌う「いもむしごろごろ」に行き当たり、もう清水顕子と矢野ミチコってなぐらいに、どっちがどっちなのかクラクラする頭のなかで、「いもむーしっ」と「ぽっくりこ」が転がり回る真夜中。

1/25
> 漢字が読めないことくらい、誰にでもあるさ。むしろ問題なのは、なにかっつうと民進党を揶揄したがり、本来語るべきことは語らないという姿勢だ。それがあるから、ドヤ顔であてこすりを言ってるときに、読み間違いをするってのはダセエな、って話になる。
> 木原善彦『実験する小説たち 物語るとは別の仕方で』読了。実験的と言われる様々な小説を、それぞれの技法に沿って紹介。まあいろんなことをやってみるわけですよ、小説家は。何でそんな実験をするのか? それは「別の仕方」を指し示すことによって、世界を広げようとしてるんじゃないかと。
> 木原善彦『実験する小説たち』は、何より「楽しいガイド」になっているのがいい。木原さんは「はじめに」でこう書いている。「理科の授業で私たちがやった“実験”は、決して難しいものではありませんでした。むしろ、いささかの緊張感を伴いつつも、わくわくする時間だったはずです」。まさに!
> 木原善彦『実験する小説たち』、実験小説って読者が「どういうこと?」って考えながら読まなくちゃならない。主体的に読む、というか。そーゆーのって、面倒くさい気がするでしょ。でもね、ご褒美があるのだ。慣れ親しんだものとは「別の仕方」によって世界が広がるのって、快感なんだよ。実験は楽し。
> 木原善彦『実験する小説たち』に出てくる小説は、どれも面白そうなんだけど、ちょろっとだけ紹介されている『10:04』という作品が気になる。10時4分ってのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に出てくる時刻。しかも「ゼーバルト風」だそうだ。木原さんが訳して今年刊行予定らしい。

1/26
> ceroのブッキッシュなところ、面白いなあ。『この世界の片隅に』やテッド・チャンのSFだけじゃなく、『夫のちんぽが入らない』や滝本淳助の写真から曲を作るんだから。
> ♩選び抜いたもの集め作るちゅうかーりょうりー。何度聴いてもすごい歌だ。
> 「ほうろう」カッコいい。♩ボロボロボロぐーつがっ~
> 40周年を迎え、「今が一番いいですね」と語る矢野顕子。つくづく過去を振り返らない人だなあ。デビューアルバムの1曲目というキャリアの一番最初の曲で、高らかに「サヨナラ」と歌ってたことを思い出す。
> 清水ミチコが矢野顕子のモノマネをしながら「ひょっっこりひょうたん島」を歌うネタがあるけど、あんな感じで目につく歌を片端から矢野顕子のマネして歌いたい衝動にかられる。つか、たまに風呂に入りながらやる。
> 「わたしは、清水ミチコがさまざまな物真似のレパートリーの中で、矢野顕子の物真似をするときにひときわ楽しそうにしているのを共感を持って見ているのだが、それは、矢野顕子の真似をするとき、歌の力を借りて自分の情動のあり方が拡張される感じがするからである」細馬宏通「ユリイカ」より。
> ハリー・マシューズが亡くなったのか。昨日ツイートした『実験する小説たち』でも、『シガレット』が紹介されていた。これ、パズルのような構成と意地悪い描写が冴えまくる、すごく面白い小説なのよ。→http://d.hatena.ne.jp/bubbles-goto/20130825

1/27
> 風邪。かぜじゃ。
> 拡散されやすいのは、「ヘイトを煽る記事。もう一つは、韓国のことを馬鹿にしたり、『やばいのでは』と言ったりできる記事」→韓国デマサイトは広告収入が目的 運営者が語った手法「ヘイト記事は拡散する」 https://www.buzzfeed.com/kotahatachi/korean-news-xyz-2?utm_term=.gmpzVyWlR… @togemaru_kさんから
> 言われてみれば確かに、森山直太朗の「どこもかしこも駐車場」ってフレーズはすごいな。清志郎の歌う「市営グラウンドの駐車場」的な詩情すら剥ぎ取られた、空っぽの風景。
> 「ドキュメント72時間」宮崎の路上ピアノ。通りかかった人が誰でも弾くことができるピアノ、ってのがいい。ストリートパフォーマンスというほどの気負いはなく、ちょろっと弾いて去っていく。そして、それをそばでたまたま聴いていた人との間に、ささやかな交流が生まれる。その刹那の交流の尊さ。
> 「ドキュメント72時間」、路上ピアノのある空間ってのがとても素晴らしいんだけど、その場を維持するためにピアノのメンテをする人がいるということを、ちゃんと見せていたのもよかった。心地よい場所は、それをメンテする人のおかげで保たれているのだ。
> 「ドキュメント72時間」宮崎の路上ピアノ、魅力的な人がいろいろいたんだけど、俺が好きだったのは、青年のピアノに拍手をして「トイレでも聴こえてました」っていうおじさん。あと、友達のリクエストに応え、ぐいっと背伸びをしたあとすごく自然な感じで「子犬のワルツ」を弾き始める音大生の女子。

1/28
> 体調悪し。喉が痛い。『人生フルーツ』の録画に失敗。

1/29
> 昨日よりはマシになったが、まだ風邪が治らない。まいっちんぐ。
> しかし、風邪ごときでこんなにぐったりするとは。土日は飯食って薬飲んで寝てテレビ観て寝て本読んで寝てのくり返し。薬のせいか、寝ても寝ても眠たくて、布団から出られない。こんなんで、明日から働けるのか?
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、今週もとんでもなかった。ゴリ押し気味に出資を募る山田孝之に、とってつけたようなフォローをする山下監督。つか、芦田愛菜に何度「1億円」って言わせるんだか…。そして後半は、予想外の展開。いいの? それでいいの?
> 土日は家にいたので、「家、ついて行ってイイですか?」をひたすら鑑賞。去年最後の放送が、ほぼ廃墟と化したゴミ屋敷に住んでいて納豆食って暮らしてるっていう老人で、強烈だった。部屋中に納豆の空き容器が散乱しているという異様さ。取材中ずっと足をぼりぼり掻いてるんだけど、虫いるでしょ。
> 虫といえば、「家、ついて行ってイイですか?」の「ヘボ祭り」の回もすごかった。「ヘボ」ってのはスズメバチのことで、岐阜ではヘボを飼育する風習があるんだとか。当たり前のようにヘボに刺され、当たり前のようにヘボを食べ、当たり前のようにヘボと共に暮らす。そんな生活もあるんだなあと。
> 「家、ついて行ってイイですか?」、ガングロギャルが容姿のコンプレックスについてすっぴんで語り、ハロウィンで騒いでた若いサラリーマンが職場での学歴コンプレックスについて語る。一方で、女装をする男の子のすごくナチュラルな取材もあった。メイク、仮装、女装。装うことの複雑さを思う。
> 「家、ついて行ってイイですか?」、実家を飛び出し母親とは音信不通というキャバ嬢の女性。テレビを通して母親にメッセージをと促され「幸せに暮らしててください」と語る。これ、すごいなあと思った。「連絡ください」でも「どこにいるの」でも「会いたいです」でもないという重み。その距離感。
> 「家、ついて行ってイイですか?」で、「ん? どこまでがホントかな?」という瞬間がある。いや、別に嘘ついてるとかじゃなくて、でも他の人から見たらそーゆー話にはならないかもってなことあるじゃん。相手が有名人だったから籍を入れずに一人で子を育てたとか、キワキワ感がスリリング。

1/30
> ホント、社会の空気って、あっという間に変わっちゃうんだな。アメリカもだけど、日本もだよ。
> トランプの入国禁止令を受けて、それに対抗する動きが素早く、かつ広範囲に渡って起こった、というのがアメリカだなあと思う。
> アレクサンダル・ヘモンの短編小説「指揮者」では、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争前夜の雰囲気が描かれている。「僕らは――知りたくなかったが――これからなにが起きるか知っていた。漫画にある落ちてくるピアノの影のように、空が僕らの頭をめがけて落下しつつあった」。
> アンソニー・ドーア『すべての見えない光』を読み始めたんだけど、これ、かなり好きな感じ。俺の中の「描写を! もっと描写を!」という渇きを満たしてくれる。

1/31
> そうなんだよなー。共謀罪には非常に危機感を覚える。単体でも問題ありだけど、秘密保護法、盗聴法とセットで考えると、より恐ろしい。
> 既にこうした不当な勾留が行なわれているのに、共謀罪なんかが成立したらどうなるか。→基地反対リーダーはなぜ勾留され続けるのか 沖縄、これまでの経緯 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/81489
> こちらも→【無料記事】沖縄に関する「デマ」の真相 3~ TOKYO MX『ニュース女子』が撒き散らす沖縄、在日ヘイトのフェイク・ニュース - 「ノンフィクションの筆圧」安田浩一ウェブマガジン http://www.targma.jp/yasuda/2017/01/29/post928/

1月のつぶやき(その1) [ツイート]

ツイートまとめ、やっと今年分に突入。1月前半分の抜粋編集バージョンです。今年の映画の一本目は、イオセリアーニだった。あとは、俳句と温泉とiPod。

1/1
> あけでとう。まだちと眠い。
> 実家にて、弟に「太った?」って言われた。まあ、太ったんだけどさ。そのあと、ジムに通ってるという弟に、腹筋を自慢された。お前、それを見せたかったんだろーが。
> 地元の同級生と飲んだ。「おじさん5人中2人が見てたらホントのブーム」の法則を発見。ポケモンGOも逃げ恥もシン・ゴジラもPPAPも、見事に2/5。君の名はとスマスマ最終回は1/5だった。
> ブームつっても、おじさんからしたら2/5程度の話とも言える。過半数まではいかないライン。
> おめでとうごさいます! ホント地元の同級生なので、おじさんのリアルってのはそんなもんなんだなと思った次第。年間1~2本に、『シン・ゴジラ』が入ってたって考えると、それはそれですごいことじゃないかと。
> アニメが好きな友人もいたんですが、それでも『君の名は。』は誰も観てなくて、まあそうだろうなーと。おじさんのリアルとは、ちょっとズレてるんですよ。
> 正月休みに坂田靖子の『バジル氏の優雅な生活』を再読する優雅な計画を実行中。
> やっぱ、バナナマンはいい仕事をするなあ。「不良の成人式」って、オリラジの根っこにあるものを、けっこう抉ってると思う。武勇伝志向とかさ。

1/2
> 父親が「お前、いくつになったんだ?」と聞いてきて、これはうっとおしい話題になるなと察知し、「ちょっとそこらをぷらっとしてくるわ」と散歩に出ることに。帰省するたびに、んなことしてるわけで。
> 親も微妙な話題だと思ってる感じがビリビリ伝わってきて、外堀からじわじわと話を詰めてくるのが、たまらないんですよ。早く「触れてはならない話」になって欲しい気もするんですが、それはそれでいたたまれないかも。
> そうなんです! 後ろめたさと、放っておいてくれという気持ちが渦巻いて、「ちょっと出かけてくるわー」になるんです。
> トルコの国旗のような月と星が出てる。
> つうことで、実家を離脱。
> 初夢は、高田馬場の飲み屋で友人たちと飲んだあと、駅まできて荷物を店に忘れてきたことに気づき、取りに戻ったら終電を逃してしまい、朝までどうしようかと途方に暮れる夢。何故か荷物の中にあった紫色のズボンを手に持って、やけくそのようにそれを振り回しながら夜の住宅街を歩く。
> 俺の夢の半分くらいは、「忘れ物」と「遅刻」でできている。で、焦ってそこらをうろうろする。
> 実家の近くをチャリであちこち回ったんだけど、子供の頃よく行っていた駄菓子屋がもう何年も店を閉めたまんまになってる風だった。店自体がなくなってたらまた違うんだろうけど、ぼろぼろの構えのまま残ってるってのがなんとも。
> 俺の実家のあたりは、小さな工場がいっぱいあって、その雰囲気も懐かしかった。しかし、その工場もいつの間にか古びちゃってて、雑然とドラム缶とかが積まれてたりして。んー。
> 私は冷静ですよ、余裕たっぷりですよ、という記号としての「w」がホント嫌い。普通にしてりゃあいいのに、そんなに余裕ぶりたいか、と思う。

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> 「どんなゴミでも「マーケットのニーズ」に即していれば社会の善となる。とんだ錬金術があったものだ」→「ニーズ」に死を:トランプ・マケドニア・DeNAと2017年のメディアについて|WIRED.jp http://wired.jp/2017/01/03/needs-dont-matter/
> 「2作品のチラシを並べてみたときに、グッとくるかどうか、その部分は大事にしています」→“2本立て上映”の成否を分けるものは? 名画座・早稲田松竹番組担当が語るコンセプトの作り方 http://realsound.jp/movie/2017/01/post-3661.html… @realsound_mさんから
> ビールを買ってきて、マジ歌待機。サタデーナイトはゴッドタン、1月3日もゴッドタン。

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> 年末年始の休みは、1回も映画を観に行かなかった。んー、こんなはずじゃなかったんだけど…。
> 晩飯くったら眠くなっちゃって、軽く寝てた。明日から仕事だってのに、大丈夫か?
> ミシミシっ。
> ねこ史→http://catincat.jp/information/history.html
> 正月に読みたいマンガといえば、杉浦日向子だよね。っつうことで、去年出た『花のお江戸の若旦那』を読んだ。吉原大好き遊び人の若旦那が、「魂を入れ替えるのか?」と父親から説教される場面が可笑しい。若旦那の答えはこうだ。「長年慣れ親しんだ魂を入れ替えるなどという不人情はいたしません」。
> 寝ようとしてるのに、今日は揺れるなあ。

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> 水木先生のクロ現、録画し忘れた!
> 冷たい風が吹いてるなか、アイスを食いながら歩いている青年を見た。若さ、若さって何だ?
> 今村夏子『あひる』読了。曰く言い難い読後感。収録されている3つの短編はいずれも、「彼らに世界はこう見えている」ということを強烈に感じさせる。その世界は現実とは微妙にズレているんだけど、彼らにとっては甘美だったり不気味だったり、その両方だったりする。あと、そこはかとない悲しさも。
> 今村夏子『あひる』、表題作は、語り手の存在感のなさがなんとも不思議な感触。あひるを見にやってきた男の子が、二階の窓に語り手の姿を認めてギョッとする場面がある。で、こう言うんだよ。「人がいる」。まさにそんな感じで、人なんだろうけどどこかおぼろげな、窓一枚隔てているような希薄さ。
> 今村夏子『あひる』、書き下ろしで収録されている「おばあちゃんの家」と「森の兄妹」は、どちらも子供と老婆の話。出てくる老婆は優しい存在として描かれてるんだけど、世界に溶け込まない異物感がある。例えば、「おばあちゃんの家」の老婆は幽霊のようで、「森の兄妹」の老婆はモンスターのようだ。
> 今村夏子『あひる』、「森の兄妹」は傑作だと思った。まさに、「子供にとって世界はこう見えている」という感じ。主人公が大好きなマンガのタイトルが「魔剣とんぺい」というのも、なんだかヘン。作品内の架空のマンガなんだからどんなタイトルでもいいっちゃあいいけど、「とんぺい」だよ。
> 今村夏子『あひる』、表題作に出てくるカレーのエピソードとか、現実に起こってもおかしくない話けど怖いよね。うっかりすると、狂気の淵に落っこちかねない怖さ。いや、狂気に落っこちた帰結かもしれない、と思うとそれはそれで怖いわけで。

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> 今夜は、バナナマンおぎやはぎオードリーの「もろもろのはなし」→「タモリ倶楽部」→「山田孝之のカンヌ映画祭」→おぎやはぎがゲストの「バナナムーン」か。バナナ&おぎやで、タモリと山田孝之をサンドする、心躍る流れ。
> auのCMで流れてる曲、「ピクニック」にえらくポジティブな歌詞をつけてるけど、「やってみよう」とかグイグイこられるとちょっと萎えるんだよ。あひるさんががあがあいってる元の歌詞の方が、明るい気分になれる。
> 丘を越える歌は、たいてい楽しい。矢野顕子のマネをしながら歌うと、さらに楽しい。
> 以前、同僚が「鉄腕アトム」の主題歌を♩丘を越えてラララ星の彼方~と歌ってた。徒歩か!
> 「ユリイカ」の矢野顕子特集を買ったんだけど、三浦光紀とあがた森魚が、あがたさんの『日本少年』のレコーディングで初めてアッコちゃんに会ったときの印象を語っている。俺、この辺の話、大好きなんだよね。
> あがた森魚が細野晴臣のプロデュースで『日本少年』を作って、そのレコーディングに参加した矢野顕子が『Japanese Girl』を、鈴木慶一が『火の玉ボーイ』を作って、細野さんが『泰安洋行』を作る。この兄弟姉妹みたいなアルバムが、すべて1976年に出ているということがすごい。
> こーゆーとき、当時の音楽ファンはどんな風に受け止めていたんだろう、というのが気になる。何か新しいものが生まれてくるような、わくわくを感じたんじゃないかなと。

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> 岩波ホールで、イオセリアーニの『皆さま、ごきげんよう』を観てきた。今年の一本目。ジャック・タチ的なポーカーフェイスのギャグがてんこ盛りで、とってもチャーミング。
> イオセリアーニの新作、よかったですよ。最初の20分くらい、かなりあっけにとられました。ヘンテコなことがあっても、回収せず投げっぱなしのところに、タチを感じます。
> 去年最後に観た映画『ドント・ブリーズ』と、今年最初に観た映画『皆さま、ごきげんよう』の、どちらも犬映画だった。
> 年々、人物の名前が出てこなくなってる。例えば、こんな感じで。「なんか、ドラマの番宣で出ててさあ、ほら、若手の俳優で松がつく人、何だっけ、名前が果物っぽい感じの…」「松坂桃李?」「あ、それだ!」

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> 地元の温泉で、風呂上がりのビール中。雨でも混んでるな。
> 脱衣所で髪を乾かしてたら、懐かしい匂いがして、隣を見たらおじさんがポマードをぬってた。ああ、この匂いか。久々に嗅いだよ。
> ん? ポマードは「塗る」でいいのかな? ワックスは「つける」だよね。
> 温泉につかりながら、兄弟だと思しき子供二人がキャッキャと話してる。「アイハブア…?」「…」「アイハブア…?」「…もおーっ、しつこいっ!」。PPAPハラスメントか。

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> 夕べ、ちょろっとだけのつもりで『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』のBlu-rayを観始めたら、見事な画面の連鎖に乗せられて、結局最後まで観てしまった。映像の流れが途切れないから、ストップボタンを押すタイミングがないんだよね。もちろん、何度観ても傑作。
> でかいものとちいさいものの対比はアニメーションの得意技だけど、ブラッド・バード監督『アイアン・ジャイアント』は、その得意技を突き詰めた構図がいちいちカッコいい。しかも、巨大ロボットが紅葉に色づく森にいるという詩情。そうなのだ。巨人は森に住むものなのだ。
> ブラッド・バード監督『アイアン・ジャイアント』、「銃なんかなるな。自分のなりたい自分になれ」の場面は何度観てもボロ泣き。あと、「You can fly?」ね。この場面も泣いてしまう。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」も観たよ。自分にとって自明なため相手にイチから説明するということに思い至らない人特有のウザさが全開の、山田孝之が面白すぎる。さも当然のように言うけど、こっちは初めて聞く話だよ、ってなことだらけ。特に、芦田愛菜には意表を突かれた。山下監督も絶句してたし。
> 「山田孝之のカンヌ映画祭」、カンヌ映画祭になぜか固執する山田孝之。ナント映画祭の「なんと」の響きを鼻で笑い、ロッテルダム映画祭を「半端なやつ」呼ばわりし、ベルリンやベネチアでもないと。山田孝之がカンヌへのこだわりを見せるたびに、彼の中で膨れ上がる「妄想のカンヌ」の気配を感じる。
> あと、山田孝之、アイコス使ってたね。使いそうだよなー。
> 先日観た、オタール・イオセリアーニ監督『皆さま、ごきげんよう』。いきなり本編と直接は関わらない2つの時代が描かれ、現代のパリへ。「どゆこと?」とぽかーんとしてたら、パリ編ではマンガでしか見たことないようなギャグが出てきて、さらにあっけに取られた。あと、匂いを何度も嗅ぐギャグにも。
> オタール・イオセリアーニ監督『皆さま、ごきげんよう』、一貫したストーリーはなくパリで暮らす人々の様々なスケッチが断片的に描かれていく。筋を追うかわりに、それぞれのスケッチの意外な呼応っぷりを楽しんで観た。ギロチンで転がり落ちた首が、思わぬところで反復されるとか。
> オタール・イオセリアーニ監督『皆さま、ごきげんよう』、日常を描いた作品っていうと「誰もがせいいっぱい生きている」ってな話になりがちだけど、イオセリアーニの場合はそうならない。いい加減に暮らし、ノンシャランと過ごす。ローラースケート強盗団に歌うホームレス、そののどかな反社会性。
> オタール・イオセリアーニ監督『皆さま、ごきげんよう』、背景にはシビアな社会問題があるんだけど、それをこんな風にサラサラっと描いちゃうあたりに、東欧っぽさを感じる。チェコアニメーションとかと近い匂い。遊び心にさりげなく込められた異議申し立てとか。
> 『もののけ姫』の「生きろ。」と、『となりの山田くん』の「適当」の関係を思い出したり。
> 三連休のおしまいが句会というのは、なかなかいい感じ。
> 句会から帰宅。新年の句を読んでいると、それぞれの正月の過ごし方みたいなものがふわっと感じられて、俺も正月を詠めばよかったと思ったり。
> 「淑気」という季語を覚えた。
> 社会の底が抜けると、負けるのは社会を構成する「全員」だということ。→「権力者が地位を利用していじめをすると、全員が負ける」ストリープさん、トランプ氏を批判【全訳】 https://www.buzzfeed.com/bfjapannews/meryl-streeps-speech?utm_term=.yk39e2LvR… @BFJNewsさんから
> 「私達は集団的な幻滅を経験し、幻想から覚め、ようやく鍋から飛び出す時が来たことを悟ったのだと思う」→Brian Eno──ブライアン・イーノが新年のメッセージを公開 | ele-king http://www.ele-king.net/news/005490/?utm_content=buffer5f416&utm_medium=social&utm_source=twitter.com&utm_campaign=buffer… @___ele_king___さんから
> こーゆー言葉が多くの人に届くというのも、希望のひとつだと思う。→現代の“呪い”を解くカズレーザーの言葉(てれびのスキマ) - Y!ニュース http://bylines.news.yahoo.co.jp/tvnosukima/20170109-00066347/

1/10
> 坂田靖子の『バジル氏の優雅な生活』を読み返してる。ユーモラスでシャレた会話の応酬が楽しい。で、そんな賑やかな展開の中で、ふいに訪れるエアポケットのような隙間の多いコマが、すごく好き。例えば、こんなの。 https://pic.twitter.com/MyBkVC5Pxs
> 倉多江美って、ちょっとイオセリアーニのタッチに似てるかも。
> 今年観た映画を詠む(2016年):『この世界の片隅に』  ●まっくろな海苔を広げた夜がきて怖くないよう星を切り抜く
> 今年観た映画を詠む(2016年):『ドント・ブリーズ』  ●暗くなるまで待たずとも息の根が止まればみんな暗闇のなか
> 今年観た映画を詠む(2016年):『10クローバーフィールド・レーン』  ●ダディって呼んでくれてもいいんだよ シェービングの泡残る喉元
> 『この世界の片隅に』が評価されていることに、希望を感じる。映画が世界をひとつにするのではなく、「片隅」が世界中にあることを感じさせるというか。
> 実家に帰ったときに、両親に『この世界の片隅に』を激推ししてきた。観てくれたかな。

1/11
> 1年前に水没したiPodを修理しようと専門店に持っていって調べてもらったら、問題なく起動。わあお、いつの間にか直ってた! こんなことってあるんだね。よし、これから1年分の音楽を聴くぞ。1年かけて。
> まあ、持ってく前に確かめろよ、って話だが。俺は、デジタルに関して、自分を信頼していないのだ。
> iPodの中で眠っていた音楽たちよ、今こそ目覚めよ!
> 帰宅して、iPodを 同期中。おおー、順調に読み込んでる、込んでる。しかし、160ギガ。まだまだ先は長い。
> iPodの同期、やっと半分終わったところ。子供の成長を見守るような気分である。

1/12
> ゾンビ論とWON'T BE LONGで踏める。
> 眠たくて眠たくてふるえる。

1/13
> 東京堂の棚で展開されているフェアを見れば、そこでネトウヨ系のサイン会をやるって発想にならないと思うんだが、どんな本が並んでるかには興味がないんだろうな。

1/14
> 出かけたいんだけど、寒くて面倒。
> 冬の恵比寿ガーデンプレイスは、いつも寒々しいな。
> お好み焼きとビール。あったまれ、俺。
> ホセ・ルイス・ゲリン監督『ミューズ・アカデミー』を観てきた。「ミューズ」に関する講義をする大学教授、出席する女生徒たち、教授の妻の関係が描かれていく。彼女たちのディスカッションについていけない部分も多々あったんだけど、アカデミックな言葉で下世話なことを語る面白さがある。
> ホセ・ルイス・ゲリン監督『ミューズ・アカデミー』、階段教室ってみんな教授の方を向いているから、生徒同士はそれぞれの顔を見ることができない。発言している生徒と、その他の生徒の表情を同時に捉えたカットが可笑しい。見られていないと思うと、あーゆー表情で聞いてたりするんだな、と。
> ホセ・ルイス・ゲリン監督『ミューズ・アカデミー』、風景が反射した窓越しのカットも面白い。青空を映した車の窓越しの場面とか、女生徒の顔がまるで宙に浮いているみたい。あと、羊飼いたちの場面もよかった。言葉だらけの映画の中で、あそこは言葉のかわりに歌が迫り出してくる。
> ホセ・ルイス・ゲリン監督『ミューズ・アカデミー』のパンフに金井美恵子が寄稿してるんだけど、主役の教授を「ひどく感じの悪いとても好感を持てない顔と態度で、しかも知的存在であるかのように登場する」と書いていて、笑ってしまった。そう、好きになれないよな、あの教授。
> 『アイアン・ジャイアント シグネチャー・エディション』blu-ray収録のメイキング「ジャイアントの夢」を観たんだけど、ブラッド・バードがこんなにオラオラだったとは。とにかく、あちこちでぶつかりまくり。ディズニーをひたすらこきおろし、発言のあちこちにピー音が入る。
> サミュエル・L・ジャクソンばりに、ファックを連発。かどうかは、ピー音に消されてるのでわからないけどさ。

1/15
> 中村安伸の句集『虎の夜食』を読んだ。ひゃー、面白い。不穏なユーモアがギラっと光り、ときにサディスティック。 ●天に尻向けて焦土のぬひぐるみ
> ●京寒し金閣薪にくべてなほ 中村安伸『虎の夜食』より
> 中村安伸『虎の夜食』から、雪の句をもうひとつ。 ●雪の日の浅草はお菓子のつもり
> 寒いので部屋ごもり。nyctaperで、Yo La TengoやSpoonのライブ音源をひたすらダウンロードしてる。
> wilcoのライブもけっこうアップされてるな。
> 『山田孝之のカンヌ映画祭』2話目も観たけど、ちょっとしたところが面白いんだよな。芦田愛菜の使ってるペンや山下監督のスマホケースが、妙に気になったりして。あと、ラストカットで合同会社カンヌの事務所の窓いっぱいに見える、山田孝之の肖像画の異様なでかさとか。
> 『山田孝之のカンヌ映画祭』、今村昌平が『うなぎ』で獲得したパルムドールの盾を興奮気味に持ってみる山下監督と、かたくなに触ろうとしない山田孝之が可笑しい。曰く、「俺のじゃないんでいらないっす、それは」。
> フジファブリックのオープニング曲「カンヌの休日」、♩イェー パルムドール 誰も知らない~、って歌詞、面白いな。1話目で山田孝之がパルムドールのことを、「カンヌ映画祭の1番のやつ」って言ってたことを思い出す。

12月のつぶやき(その2) [ツイート]

12月後半分のツイートまとめ。そこはかとなく慌ただしさが伝わってくるけど、もう4カ月も前の話か。あっちゅうま。ちなみに「朝までドキュメント72時間」や「紅白歌合戦」についてのツイートは先にまとめちゃったので、ここでは割愛してます。

12/16
> 映画雑誌の表紙が軒並みV6の岡田くんになっていて、何だかなあと思う。こーゆー売り方の限界が見えたのが、今年だと思うんだけど。
> 『この世界の片隅に』のヒットは、大きな希望だよね。監督にとっても、能年ちゃんにとっても、観客にとっても。
> 「俺らの年代は初めて洋式便所に遭遇した」タモリ。
> さあ、今夜の「バナナムーン」は年に一度のお楽しみ。ヒムペキグランド大賞だ。
> ?やっと目を覚ましたかい~(寝顔を見ていてごめんなさい)「前前前世」ブサイクわかってますよバージョン ヒムペキ兄さん
> ヒムペキグランド大賞受賞曲は、「男はつらいよ」前向きな手術バージョン。

12/17
> 今日はこれから年忘れ歌合戦(カラオケ)。
> いただきもののサボテンの針が手に刺さる帰り道。

12/18
> 夕べは、三軒目の話が面白かったな。二軒目の話題は、思い出せず。

12/19
> 夕べは、映画の話をする忘年会に参加。大作や話題作もいいけど、『ロスト・バケーション』とか『10クローバーフィールド・レーン』とか『コップ・カー』とか『ミラクル・ニール』なんかの話ができるのが、嬉しい。あと、みんな大好きなんだなあ、『エブリバディ・ウォンツ・サム?』。
> がっつり話題に出たというか、「あーゆー映画、いいよねえ」という話でした。2時間10分の映画を観る気がしないときはあるけど、『10クローバーフィールド・レーン』とかなら、いつでも観たいっす。悪いグッドマン最高!
> え? ピーズが武道館。わあお。
> 香取慎吾が森村泰昌に似てることを発見。
> 石田衣良にも似てる。
> 「ピーズ武道館」がトレンドに上がってるのもびっくりだが、お笑い芸人にピーズのファンが多いんだなあと改めて。
> いい感じ。→Theピーズ30周年日本武道館の発表の瞬間 https://youtu.be/xsCQOMFb6qU @YouTubeさんから
> 同じ青な空を行くよ。→the ピーズ グライダー https://youtu.be/KRoSkyI2MqM @YouTubeさんから

12/20
> 岸政彦さんが芥川賞候補に。そうか、そういう展開があったのかー。
> TMBGのブランニュークリスマスソング。→They Might Be Giants - Christmas in the Big House https://youtu.be/1GY065QAL0A @YouTubeさんから
> フレーミング・リップスの新しいアルバム、よさげ。クリスマスツリーも出てくるぞ。→The Flaming Lips - The Castle (Official Music Video) https://youtu.be/WK_ggTw4lhA @YouTubeさんから
> これ、来日したときリキッドルームで観た。ニセモノの雪ってのがフレーミング・リップスらしいなあと、グッときたんだよなー。→1999 Flaming Lips White Christmas https://youtu.be/299jCVPX4lM @YouTubeさんから
> 今年観た映画を詠む:『父を探して』  ●ジャングルもジャンクヤードも駆け抜ける子供の揺れる頭は音符
> 今年観た映画を詠む:『ザ・ウォーク』  ●屋上にスーツ姿のエンジェルが降り立ちうがいしている朝だ
> 会話中には思い出せなかった人名を、風呂に入ってるときにふっと思い出したりするんだよな。あ、サイモン・ペッグとサシャ・バロン・コーエンだ。
> 「BRUTUS」の危険な読書特集、面白い。荒俣宏がプランクトンの魅力を語り、高木壮太がRCサクセション『愛しあってるかい』からの影響を語り、末井昭が赤瀬川原平を読んで日記を書き始めたと語り、豊崎由美と柳下毅一郎がソローキンで盛り上がり、吉増剛造がアインシュタインのように舌を出す。
> 「BRUTUS」の危険な読書特集、ノッポさんがジョイスの『ダブリン市民』について語っているところもグッときた。「本の中にはあのヒトと私とそっくりな無気力なヒトが出て来て、ところがそのヒト達は誰ひとりとして死ぬ気配がない。で、〝わァ、じゃあ俺も生きてていいかな!〟となったのです」。
> 「BRUTUS」の危険な読書特集、せきしろさんの文章に共感。「楽しい時間は続くと思っていたのに、非情にそして機械的に終わりを告げられる。一緒にやっていた者たちはいつの間にか卒業していることに気づき、孤独を感じた。その度に私は芥川龍之介の『トロッコ』の一節を思い出した」。
> 「BRUTUS」の危険な読書特集、筒井康隆インタビューがまたべらぼうに面白い。盗作されてもウディ・アレンなら許すとか、『時をかける少女』のような無害なものが代表作だとされると困るとか。んで、終盤はインタビューなのに筒井作品になっちゃって、編集者を罵倒しそこらのものを投げつける。

12/21
> 長嶋有の句集『春のお辞儀』を読んだ。この句、かわいい。 https://pic.twitter.com/nASzkRsiPy

12/22
> 変な天気だな。なまあたたか。おのののか。
> 暖房なくてもいい感じ。暖房冷房天気予報。
> はっ、あと10日!
> マフラーが邪魔。
> 「うちの亡き母が、初めて小木が家に来たときに「あの人は家を乗っ取りに来た」と言ってましたけど」森山良子→バナナマン・設楽統、森山良子との対談で見せた素顔「僕はちゃんとした人じゃない」 http://www.jprime.jp/articles/-/8768 @shujoprimeさんから
> モンドなクリスマス。?ポイポイ~→Jingle Bells from Esquivel! https://youtu.be/4XK-Muiy6KM @YouTubeさんから

12/23
> 友人宅で、おでんを食いながら「ヒムケン先生」マラソン。10話分続けて観ると、笑いすぎてくたくたになる。しかしこの番組、すごい情報量だな。次々登場するB組の生徒たちを、消化しきれない。

12/24
> 「検索ちゃんネタ祭り」を見た。それなりに長尺でネタができる番組ということもあって、みんな強力なネタをもってきてる。中でも、ロバートのアスリートCMが最高だった。あと、太田光の雑なフリに食らいつくアンジャッシュ児嶋ね。「チンコはさあ?」「誰がチンコだよ。児嶋だよっ!」
> 『ドント・ブリーズ』を観にきてるんだけど、混んでんなあ。ホラーでこんなに人が入ってるの、珍しいんじゃない?
> カップルで来てる若者も、チラホラ。クリスマスムービーのつもりか。
> 見上げる系の席。
> 『ドント・ブリーズ』大満足! 前の方の座席だったので、椅子から飛び上がる代わりに、おっかない場面では椅子から体がずり落ちる。終盤は、もうずっとその姿勢のままだった。
> こんなんあったんか。ミーカはいいな。→2009 11 23 au Mika Let It Snow (Acoustic, radio) https://youtu.be/GR6STSUvpXI @YouTubeさんから
> 空中散歩。→Walking In The Air (from: The Snowman) https://youtu.be/ubeVUnGQOIk @YouTubeさんから
> 聖なる酔っ払いの歌声。→Nick Cave & Shane MacGowan - What A Wonderful World https://youtu.be/ynxKOLlqRhk @YouTubeさんから
> 中原昌也の『ゾンビ論』なんてのがあるのか。読みたいっ!
> ●号外のインキの匂い 新聞が休暇の町を黒く黒く塗る
> ●ゴスゴスゴス下水管から音がするジングルベルの途切れた頃に

12/25
> 宇多丸さんの『ドント・ブリーズ』絶賛評を聞きながら、ランチ。スリラーからホラーへと踏み越える瞬間の話が興味深い。「こーゆーのが観たくて映画館に行ってる」というのは、まったく同感。88分の愉楽。
> フェデ・アルバレス監督『ドント・ブリーズ』、元軍人で盲目の老人の家に強盗に入った3人の若者が返り討ちにあうという話。要約しちゃえばそれだけの話なんだけど、よくまあこんだけ見せ場を詰め込んだもんだ。終盤には、「助かるかと思いきや…」ってな展開が何度も繰り返され、へとへとになる。
> フェデ・アルバレス監督『ドント・ブリーズ』、そもそも若者グループが「3人」ってのは少ない。順番に死んでくには弾不足。『死霊のはらわた』も『悪魔のいけにえ』も5人じゃん。てなことを思ってたんだけど、いやいやどうして、この無駄のなさがいい。誰がどのタイミングで死ぬかは、とっても大事。
> フェデ・アルバレス監督『ドント・ブリーズ』、ことが起こる前にこの家の様子を見せる場面が周到。のちのち効いてくる小道具や間取りやちょっとした行動の、「仕込み」がばっちりというか。例えば、周囲の家に誰も住んでないという忍び込むのに都合がいい環境が、のちに絶望につながるとかね。
> フェデ・アルバレス監督『ドント・ブリーズ』、盲目の老人が暮らす家とはどのようなものか。部屋に写真が逆さまに飾られている場面を見て、ドキッとした。そういうこともあるだろうと思いつつ、何か冒涜的なものを感じるというか。あと、中盤で明らかになるこの老人のヤバさを予見してるようでもあり。
> フェデ・アルバレス監督の前作『死霊のはらわた』のリメイクは、若者が死ぬ順番にひねりがあるところが面白かった。あと、小道具を事前にチラ見せしておくのが巧いと思ったんだけど、そう考えると、フェデ・アルバレスの演出は一貫性があるな。
> フェデ・アルバレス監督『ドント・ブリーズ』、デトロイトが舞台というのも肝。荒廃した街で、どん詰まりの若者とどん詰まりの老人が戦う。しかも、どちらも善とはいえない人物。どっちが勝っても、結局のところどん詰まりという、救いのなさよ。

12/26
> かえる目の『切符』、素晴らしいな。可笑しな歌だらけ。ドローンが舞い上がり、ユーモアが俺らを予想もしない場所へと連れていってくれる。
> 今年は、坂本慎太郎とかえる目の桃太郎ソングが並んだのか。水曜日のカンパネラも加えて、コンピが作れそう。
> 中居くんの表情を見てると、さすがにグッとくるな。
> そして本日のお楽しみ、「月曜から夜ふかし」SP。おちゃっぱーを、また見たい.。
> おちゃっぱー、きた!
> ↓まったく同感。お前はどう感じたんだよ、って聞きたくなる。マスについてばかり語りたがる人って、たいていつまんない。
> ヒットした理由を「分析」するときに、作品を享受したという自分の「体験」をなかったかのように語るのが、イヤなんだよ。
> 映画評論家と投資家の話が噛み合わないのも、さもありなんだよね。

12/27
> ボーイ・ジョージがいて、マイケル・ジャクソンがいて、ジョージ・マイケルまでいる、と洋楽を聴き始めた10代の頃に思ったんだけど、ジョージ・マイケルの名前にこんな由来があったとは、知らなかった。
> カズレーザーと安藤なつのことを「超合金の皆さん」と呼ぶ、美輪明宏。
> この間、今年の「ドキュメント72時間」で何がよかったか、という話になったので、ベスト5を選んでみた。1「巨大画材店」、2「酷道439」、3「海が見える無人駅」、4「昭和歌謡館」、5「鴨川デルタ」。あとは、かっぱ橋、オバマ来日の広島も印象深い。
> 我もB組、彼もB組。俺もその精神でいきたいと思う。
> おお、『ポーの一族』のつづきは来月か!

12/28
> 仕事の年賀状書きで、今年もよろしくお願いしますマシーンになっている。
> 仕事納めた。
> 今年観た映画を詠む:『ミラクル・ニール!』  ●来世では君がイヌシアチブを取れ テレパシーもて犬に伝える
> 今年観た映画を詠む:『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』  ●思い出ができればできるほど早く年をとる気がする新学期
> 今年観た映画を詠む:番外編 キアロスタミ追悼  ●黄土色の風が吹いてた坂道を上って下りてもじもじしてた
> 年内にあと何首詠めるかな。
> ああ、「あらびき団」ってこんな感じだった、と思い出させるようなトップバッター。
> 割れてこその風船太郎。
> 「あらびき団」、第2部のほうが邪悪。

12/29
> 小学生の息子が逆立ちするのを支えてやろうとして、そのまま二人でぐずぐずっと倒れた、という同僚の話を聞いて、アンガールズのコントかよ、と思った。
> 今年印象に残ってる発言。三島賞での「バカな質問はやめていただけますか」と、ノーベル文学賞での「ボブ・ディランさん電話して」。
> ちょうど昨日、根津甚八の話をしていたところだった。
> 笙野頼子『植民人喰い条約 ひょうすべの国』読了。TPP批准後のディストピアを描いた小説で、妖怪ひょうすべと契約したが最後、骨までしゃぶられ喰われてしまうという、胸糞悪いネオリベ社会がどぎつい文体でこってり描写されている。しかも「今・ここ」と地続きの未来だ。これは怖いぞ。
> 笙野頼子『ひょうすべの国』、「ひょうすべ」とは「表現がすべて」の略。ただし、ここで言う「表現」とは、権力者や大企業が好き勝手なことを言うことを指す。だもんで社会は、「親身で国際性のある聖域なき訪問介護」とか、「輝くお年寄り法案」とか、グロテスクな「美しいにっほん語」だらけに。
> 笙野頼子『ひょうすべの国』より、妖怪ひょうすべの発言。「あなた方はいつも『それは何の役に立つの』と人にも自分にも問い掛けるようにして生きなさいね、だってここは植民地であなた方は奴隷なんだから」。なるほど、役に立つかどうかばかり気にするのは「奴隷」だからなのか。
> 笙野頼子『ひょうすべの国』より、もういっちょ、妖怪ひょうすべの発言。「一生口の中に血の味がします。それであなたたちの年収に五百万円がプラスされます。ね、おいしいでしょ。そのミックスジュース」。ひょうすべは人を喰うだけじゃなく、人が人を喰うようにしむける。
> 笙野頼子『ひょうすべの国』、至るところに見られる批評性が、引用欲をかき立てる。「投資家の愛国? ふふふふふーあり得ない。だって、どの金持ちも全員、外国に逃げられる」とか、「はけんという言葉が去年からひらがなで書くようになりました。それは多分幼稚園の先生もはけんになったから」とか。
> もうすぐ「朝までドキュメント72時間」。楽しみー。

12/30
> タイマーズや矢野顕子のDVDを流しながら、大掃除。しかし、いっこうに片付いている気がしなくて、やる気が著しく減退。
> どうせすぐに散らかるのに、どうして片付けなければいけないのか。
> 大掃除は中断。つか、どうせ全部はできっこないんだから、いいんだよ、いつ止めようが。

12/31
> 俺はゴミ袋をウサギと、植え込みを酔っ払ってしゃがみ込んだ人に、見間違えたことがある。
> 本の山を右から左へ移動。これは片づけって言わないよなー。移動。
> 本の山の移動の最中、ずっと探していた『あなたの人生の物語』を発掘。来年の映画公開に合わせて、再読したいと思ってたのだ。思ってたのだが、まずは片づけという名の移動を終えねば。
> 風呂掃除で腰が痛くなったので、早く湯船につかってあたたまりたい。マッチポンプってやつだ。
> ある雑誌の話で、特集ページを作らなくなってる、と聞いた。それって雑誌の自己否定じゃん、と思ったんだけど、「まとめ」で構わないと考えてるのかもしれないな。だけど、そいつは「編集」ではない。
> 移動は掃除ではない。
> 大掃除、終わってないけどおしまい。
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